case 2. ムリして家事をやるより"元気なママ"でいるほうが大切だと気づきました

「家事を残したまま21時に寝てしまってもいい!」

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渡辺 彩さん


● 32歳


●東京都在住


● 4 人家族


(夫33歳、長男4 歳、長女2 歳)


● ラ・アトレ(時短勤務)


結婚5年目。不動産営業業務を担当。昨年、2度目の育休を終え職場復帰。現在は10:00~17:00の時短勤務中。

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以前は子どもたちを寝かしつけてから家事をしていた渡辺さん。ところが、子どもたちが思うように寝ない日も多く、家事を終えるのが深夜になってしまうことも。しだいに疲れきってしまい、体調もくずしがちだったそう。「ムリして家事を終わらせるより、〝元気なママ〟でいるほうが大切だと気づいたんです。思いきって、時間の使い方を変えました」こうして始まった、〝わりきり〟生活。夜は子どもたちとの時間を優先し、家事をほとんどせずに就寝。苦手な分野の家事はいさぎよく手ばなし、夫や便利グッズにまかせています。そのぶん、朝起きたら集中的に作業を。得意な家事が中心だから、苦になりません。「わりきったぶんだけ、効率よく時間を使えるし、余裕をもてるようになりました。睡眠時間も確保できているので、会社でも家でも毎日元気に過ごせています」

渡辺さんの時間割

朝 - morning -

1 日分の洗濯を朝晩2 回に分けて毎日すっきり過ごす

どちらの保育園もたっぷり外遊びさせてくれるぶん、洗いものもたっぷり! 外干しはせず、寝ているあいだと日中の部屋干しでのりきっている。

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別々の園に通う2 人の子どもは夫婦で分担して送る

距離があるので、ひとりで2つの園を回ると30分以上かかってしまう。「夫が長女を送る、と言ってくれたので、朝早く家を出なくてすみます」

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昼 - daytime -

平日はスーパーに行かず宅配と通販で買い物時間と体への負担を軽減

Amazonプライムやロハコ、パルシステムを利用中。「通販なら必要なものしか買わないので、ムダがはぶけ、食費や日用品費も自然と下がりました」

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夜 - night -

夜はほとんど家事をしない!ヨーグルト作りで親子のコミュニケーション

夜の家事は夕食のセットと洗濯のみにし、子どもたちとゆっくり過ごす。「ヨーグルティア」でのヨーグルト作りは、寝る前の最後のお楽しみ。

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今年から新人の教育係も。ファイリングとToDo 管理で17 時終業をめざす

復職後は、限られた時間内でいかに質の高い仕事をするかが課題。整理整頓を心がけ、作業指示がしやすいよう資料をすぐに取り出せる環境づくりを。さらに出社前にカフェに立ち寄って、徐々に仕事モードに切りかえるというルーティンを実践しています。

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朝、30分ほど早く家を出て、職場近くのカフェで勉強することも。「昨年は宅建に合格。今は新たな資格取得をめざしています」

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ファイルには鮮やかなラベルシールを貼る、ToDoリストはカラフルなペンで書くなど、視覚的にもわかりやすく作成。

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今年入社の後輩を交えて打ち合わせ。要点を手短にわかりやすく伝え、集中力が続く時間内に終わらせるよう心がけている。

 

夫は料理、自分は洗濯 得意な家事ならスムーズに終わる

「子どもたちの教育と同じく、家事も夫婦それぞれが得意な分野をのばすことに」。その結果、今の分担に落ち着きました。趣味もかねているようなものだから、アイデアを駆使し、楽しく効率よく作業できています。

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収納や整理整頓タイムは心安らぐひととき。子どもが起きる前に行い、誰にもじゃまされることなく、あれこれ工夫をほどこしている。洗濯ものをたたむのも大好き。「無心になれるというか(笑)。毎朝鼻歌を歌いながら行うと、自然とテンションも上がります」

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夕食は夫が作ったおかずを食卓にセットするだけ。ご飯は帰宅時間に合わせてタイマーセット、汁ものも用意されているのでラク。飲食店に勤務する夫がすすんで料理を担当。出勤前におかずを作りおきし、温めて盛りつければ完成の状態で冷蔵庫に入れておく。

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時短できる道具にはとことん投資!お迎えも洗濯も効率的に

自分をラクにし、家事の質を上げてくれる電化製品は迷わず購入。「疲れてイライラすることもなくなり、家族にもやさしくなれました。でも私にとって最高の便利アイテムは今の住まい。職場まで30分、待機児童ゼロエリアだから、引っ越したかいがありました」

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2 園回ってのお迎えも、ヤマハの電動自転車でスイスイ。「子どもたちと一緒に、歌を歌いながら家に向かう時間が何よりの幸せです」

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衣類乾燥除湿機の導入で、洗濯ものはニオイも残らずふんわり。浴室もカビ知らずで、毎日の掃除もずっとラクに!

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みじん切りはクイジナートの「ハンドブレンダ―」で。「野菜をみじん切りにしてカレーに入れると、子どもたちもペロリと食べます」

 

たまには夜ふかしして子どもたちの写真整理も。作業に没頭してリラックス

「家事を終わらせてから寝るべき」などさまざまな「○○すべき」を捨てたことで、自分の時間も確保できるように。家の中の身近なものに癒やされつつ、リーズナブルかつ満足度の高い趣味を楽しみ、しっかりパワーチャージしています。

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子どもたちの写真は定期的にフォトブックにして整理。「1冊までなら無料(送料別途)で作れるアプリ〝nohana〞がお気に入り」

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スキンケアは低刺激で、ここちよい香りのものをチョイス。時短をかなえるオールインワン化粧品やBBクリームを使っている。

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キッチンにはバジルのミニプランターを。フレッシュな香りを楽しみながら、成長を観察するのが、今最も癒やされる時間。