夫の不倫を知ったとき、妻の怒りは相手の女性に向かうことが多いものです。ところが、不倫相手と直接対峙しているときに「夫の嘘」が露呈して、騙されていたもの同士の「妻と不倫相手」が意気投合してしまった、世にも珍しいケースも…驚きの実話を聞きました!
妻なんですが…あなたは誰?(友香さん/30歳/パート)
お風呂に入ろうとしたとき、出張に行っている旦那のパンツを発見しました。「忘れて困っているだろう」と携帯に電話すると「もしもし」と女性の声。「…誰ですか?」と恐る恐る聞くと「◯◯の彼女ですけど」と、確かに旦那の名前…「私、妻なんですが」。この会話が、のちに親友となる「旦那の不倫相手」との出会いでした。
2年ほど前からつき合っていると言う彼女、驚いたことに旦那は「独身だ」と嘘をついて彼女に近づいたそうで、なんと「ゆくゆくは結婚」の約束までしていたそうで。旦那が彼女の家でのんびりお風呂に入っている間に私たちは意気投合してしまい、後日2人で会う約束をして電話を切りました。 待ち合わせの喫茶店に現れたのは、いかにも仕事ができそうなキャリアウーマン。ある意味〝お互い被害者〟ということもありますが、彼女の飾らない性格も相まってますます意気投合、気がつけば数時間も話し込んでいました。 最終的に彼女は「私は別れて、旦那さんはお返しします」と言ってくれました。浮気グセがあるのは昔から知っていたけど、やっぱり私は旦那のことが大好きなので、彼女の申し出をありがたく受け取ることにしました…でもこのことは、旦那にはまだ内緒。その後も彼女とは仲よくしているので、いつか「親友です」と紹介して驚かせてやろうと思っています(笑)。