裁判費用がかかっても目的は果たす(あゆみさん/40歳/公認会計士)
旦那の不倫相手は20代前半の若い女性。探偵に調査を依頼して、証拠収集だけでなく彼女の経済状況まで徹底的に調べ上げました。そして、「金銭的な制裁がもっとも効果がある」と判断し、慰謝料を請求することにしたんです。 私たち夫婦は離婚という選択肢を選ばなかったため、請求額はさほど高額ではありませんが、彼女にとっては十分な痛手でしょう。内容証明郵便で通知したのですが、彼女はその請求を無視し続けたのです。 実はこういった少額請求の場合、訴えても裁判にかかる費用のほうが高くなる可能性があるので、慰謝料を支払わなくても裁判にまで至らない例も多いそうで、もしかしたら彼女はそれを知っていたのかもしれません。でも、私にとって費用なんて痛くはありません、目的はあくまで彼女への制裁。迷わず裁判に持ち込むことにしました。
結果、数か月に及ぶ裁判ののち、確固たる不倫の証拠があったことと、慰謝料請求に故意に応じなかったこともあり、当初より多めの額の支払い命令が下りました。「訴えられた」という精神的ストレスや、法廷に出廷する時間を作る負担もあったでしょうね。裁判関連費用は思ったより高額になりましたが、問題ありません。目的を果たして満足しています。