夫の不倫相手への「せめてもの制裁」と言えば、一般的には「慰謝料請求」などが考えられますが、今回お話をしてくれたのは〝年収1500万円超えのハイスペック妻〟たち。あまりある経済力の彼女たちが考える制裁は、そんなレベルじゃありませんでした! 「お金が欲しいんじゃないんです」と語る、その〝復讐〟とは?
内容証明郵便を送り続けた(妙子さん/38歳/保険営業)
夫の不倫を知り一度は離婚も考えましたが、子どものために関係を維持していくことを決めました。しかし不倫相手のことはどうしても許せません。離婚はしないとなると慰謝料を請求できてもせいぜい数十万~数百万円ほど。不倫相手の女性は大手上場企業のキャリアですから、痛くもかゆくもないことでしょう。
でも、このままでは悔しすぎます。なんとか不倫の事実を公にして、社会的な制裁を加えることはできないか…とはいえ、会社宛に電話や書面で公表したりしてしまうと、逆に名誉棄損で訴えられる可能性もあるというのです。 そこで考えたのが、不倫の証拠を「内容証明郵便で送る」こと。もちろん住所は勤務先にして、彼女宛の「親展扱い」にしておきました。大手企業ですから、郵便物の管理は総務などの担当者がしていることでしょう、そこに内容証明が繰り返し届けば「なんらかのトラブルが起きている」と察知される、と思ったんです。 そして私は実行し、彼女へのプレッシャーを与え続けた結果…数か月後に、自主退職したそうですよ。