“迷惑行為に遭遇した割合”は7割越え!


家族にクレーマーがいる人は意外と多くいましたが、実際に世の中ではどのような“クレームの場面”があるのでしょうか。「全国繊維化学食品流通サービス一般労働組合同盟」は、「悪質クレーム対策」についてのアンケートを実施。接客業務の従業員を対象に、“リアルな現場の声”をヒアリングしています。

 

まず「業務中に来店客からの迷惑行為に遭遇したことがあるか?」の問いでは、YESの回答が73.9%に。具体的な行為としては、「暴言」「威嚇・脅迫」「長時間拘束」「セクハラ行為」などが挙げられています。

 

続いて「迷惑行為は、近年増えていると感じるか?」と尋ねると、「増えている(49.9%)」「あまり変わらない(30.0%)」「減っている(3.3%)」との回答結果に。また“クレームの発生原因”については、「消費者のモラル低下」「従業員の尊厳が低く見られている」「ストレスのはけ口になりやすい」などを挙げる人が多くいました。

 

悪質クレームは周りへの迷惑が大きいもの。もしも家族に“クレーマーとしての傾向”がある際は、精一杯のフォローをしていきたいですね。

 

文/内田裕子