デジタル世代は「上司に飲み会に誘われるのがウザい」
管理職が思う「デジタル世代に対する印象」では、「PCスキル、デジタルスキルが高い」が5割以上で最も高い割合に。次いで、「情報収集が速い」(34.4%)、「新しい物事に好奇心を持っている」(32.0%)という結果になりました。一方で、デジタル世代に対して「課題と感じている」部分については、「打たれ弱さ・ストレス耐性の低さ」が最も多く53.4%。以下、「ビジネスマナーの不足」(51.8%)、「一般常識・教養の不足」(51.6%)と続きます。
管理職へ「デジタル世代とのコミュニケーションを円滑にするために心がけていることは?」と質問したところ、「メールやSNSでコミュニケーションをとるようにする」、「飲み会やランチに誘う」といった声が。一方でデジタル世代が「上司や先輩からのコミュニケーションで好ましくないと感じているもの」は、「飲み会やランチへの誘い」が最も高い30.2%に。「よかれと思っている行動」が、煩わしく感じられている実態がわかりました。
世代間のギャップを埋めることは、まだまだ難しい状況なのかもしれません。
■調査概要
調査対象:1.デジタル世代:20代で企業や団体で勤務している男女、2.デジタル世代を部下に持つ管理職(係長以上)
サンプル:1.デジタル世代:500人、2.管理職:500人
調査方法:インターネット調査
実施時期:2018年9月28日~2018年9月29日
文/原田美咲