自分の家や、高齢の親が暮らす家がゴミ屋敷になってしまった場合、「なんとかしなきゃ!」と焦ってしまいます。とはいえ、どこからどう手を付ければ良いものか……途方に暮れてしまうでしょう。 一般的なハウスクリーニング業者では、ゴミ屋敷清掃は断られるケースも多いもの。「ならばいったいどうやって……?」と困っているあなたのため、ゴミ屋敷の片付け方法を4つ紹介します。それぞれにメリット・デメリットがありますから、自分たちの状況に合うものを選択してみてください。
■自分たちで片付ける方法
ゴミ屋敷を片付けなければ……となった場合に、まず頭に思い浮かぶのがこちらの方法です。自分たちで清掃を行えば、片付けに必要なコストを最小限に抑えられるという特徴があります。 「でも、難しいのでは……?」と感じる方も多いかもしれませんが、コツさえつかめば、作業そのものはそれほど難しくはありません。家の中の荷物をしっかりと分別し、不要品をどんどん処分していく、という流れになっています。 とはいえ、ゴミ屋敷している期間が長ければ長いほど、作業の手間は増えてしまいます。家族のみで作業をしようと思った場合、一日で片を付けるのは、非常に困難だと言えるでしょう。またゴミ屋敷には、悪臭や害虫によるトラブルも付き物です。これらの対策も、自分たちで行う必要があります。 ・人手が確保できる
・ゴミ屋敷化してから、まだそれほど時間が経っていない このような場合には、セルフでの片付けに挑戦してみるのもオススメです。「自分でモノを見極められる」というメリットもあります。
■不用品回収業者に依頼する方法
ここからは、ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼するパターンについて紹介します。片付けの依頼先として、まず挙げられるのが「不要品回収業者」です。家の中から、不要品をどんどん回収し、持って行ってくれる業務体系となっています。 基本的に、こちらのタイプの業者が扱うのは「不用品」です。不用品の中に貴重品が紛れ込んでいたとしても、一緒に回収されてしまう可能性もあります。 また不用品回収業者にもさまざまな種類がありますから、「異臭がする現場はお断り」というケースもあります。近年は「ゴミ屋敷対応」をウリにしている業者も多いので、こうしたところを選ぶと安心です。