モノを捨てられないまま溜め込んでいくと、住居の中を圧迫し、どうにもできない状況になってしまうことがあります。いわゆる「ゴミ屋敷」と言われる状態ですが、「なんとかしたい!」と思ったときが、頑張り時です。 でも具体的に、何からスタートすれば良いのかわからない……と思う方のため、ゴミ屋敷を片付けるためのテクニックを紹介します。自分で片付けられる範囲なのか、それとも業者に依頼するべきレベルなのか、見極めるためのポイントも教えます。
■自分で掃除できるタイプとは?
一言で「ゴミ屋敷」と言っても、その広さや状況はさまざまです。自分では「どうにもならないほどモノを溜め込んでしまった……」と感じていても、コツさえわかれば、少しずつ自分で片付けられる人も、決して少なくありません。こちらに当てはまるかどうかは、以下の条件でチェックしてみてください。 ・家がそれほど広くはない
・キッチンやお風呂など、生活に必要な場所を使うことができる
・「捨てて良いモノ」「とっておくべきモノ」など、必要な判断ができる 家が大きくなればなるほど、溜め込まれるモノの量は多くなってしまいます。片付けの難易度は高くなりますから、最初からプロの手を借りた方が良いでしょう。 また、すでに水回りが機能しておらず、「その家で生活するのが不可能」な場合にも、プロの手を借りるのがオススメです。一度全てをスッキリさせ、状況をリセットしてみてください。 また自分で片付けよう!と思ったときには、「捨てる」「捨てない」の判断力が必須となります。「自分にあるかどうかわからない」と思ったときには、まず自分で片付けをスタートし、確かめてみるのもオススメです。
■業者にお任せした方が良いタイプとは?
一方で、最初から業者に依頼した方が良いのは、以下のような条件に当てはまる方々です。 ・高齢になり、自分で片付ける体力がない
・大型の不要品が多く、自分では対応できない
・家の中から、ゴミがあふれだしているような状況である
・人間が住めないような環境になっている このような場合は、「自分の手で少しずつ問題を解決していく」というのは難しくなってしまいます。身近にこのような方がいる場合にも、業者の利用について、オススメしてみると良いでしょう。