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今や家電製品を購入する手段は、「家電量販店」のみではありません。インターネットで購入する方も増えていますし、より身近なところで、ホームセンターで販売されている製品に興味を抱く方もいます。 家電量販店と比較すると、ホームセンターの家電製品の取り扱いには、少し違いがあるようにも思えます。両者の特徴や違いについて知っておくことで、「自分が求めている製品は、どこで購入するのが有利なのか」が見えてくることでしょう。 そこで今回は、家電量販店とホームセンター、それぞれで扱う家電製品の傾向や特徴と共に、実はホームセンターで購入した方が有利な製品について紹介していきます。

■ホームセンターで扱っている家電製品の傾向と特徴

ホームセンターで扱っている家電製品の特徴は、「とにかく安い」ということです。家電量販店の製品とよく似ている製品も、かなり安く購入できるようなケースも、決して少なくありません。 ホームセンターで販売されている家電製品が安いのは、「機能を絞り込んだジェネリック家電」を多く扱っているからです。このため、「家電量販店で見たモデルと同じ」ように見えても、その内容は全く異なるケースも少なくありません。たとえば「電子レンジ」一つをとっても、ホームセンターで販売されているのは、非常にシンプルな製品が中心となっています。 「家電製品はシンプルでOK。とにかく安く購入したい!」と思う方にとって、ホームセンターの家電売り場は非常に魅力的なスポットと言えるでしょう。一方で「家電量販店と同じだろう」という思い込みで購入すると、後々「こんなはずじゃなかった!」と後悔してしまうこともあります。

■家電量販店で扱っている家電製品の傾向と特徴

家電量販店においては、機能・スペック・価格など、さまざまな面であらゆる商品が取り揃えられています。顧客それぞれが、さまざまなモデルを比較検討した上で、ピッタリの商品を選べるようになっています。 高機能をうたう家電製品は、メーカー販売価格も高く、割引率にも限界があります。このため、ホームセンターで販売されている商品と比較すると「高い!」というイメージを抱く方も多いのかもしれません。単純に「高機能だから良い」と判断するのではなく、価格と機能のバランスで、購入モデルを検討する必要があるでしょう。 また近年では、大手家電量販店においても、独自のジェネリック家電を扱う企業が増えてきています。こうしたモデルは、機能を絞り込んでいる分、価格を抑えていますから、ホームセンターに近い価格で購入を検討できることでしょう。