■4人家族で年間100万円貯金を達成する方法
子どもが2人いる夫婦が年間100万円貯金する方法を見てみましょう。 先ほども述べた通り、年間で100万円を貯金するなら夫婦で月々8万円ずつ貯金をする必要があります。この8万円はどのように捻出したのでしょうか。 ある家庭は妻の手取り年収が350万円です。月々の手取りは25万円ですが、手取り月収が20万円のつもりで暮らすと効果があったそうです。 もともとある収入を5万円除外しておくとそのぶんを貯金するのが簡単です。年間で必要となるお金は前もって月割しておき、月収から払うようにしていました。 そうするとまとまったお金が必要なタイミングでもボーナスに手をつけることなく貯金ができたそうです。 お金を預けるために節約する努力も欠かせません。食材は週に1回激安スーパーでまとめ買いをします。そうすると子どもが2人いても食費がそれほどかからないのです。 別のスーパーを利用する際は特売日に行きます。魚やヨーグルトなどは激安スーパーよりも安いことがあるそうです。 支払いにはクレジットカードを積極的に使っています。スーパーでクレジットカードを使う際は普段使っているカードではなくそのスーパーが発行しているクレジットカードを使うようにしています。 そうするとポイントが付与されたり会員限定の割引サービスが受けられたりするそうです。 クレジットカードの利用で怖いのは現金を使った感覚がなくなってつい使いすぎてしまうことですが、クレジットカードを使ったらすぐにクレジットカードの引き落とし用口座に現金を入れることにしています。 それとお金を使ったという実感がわきますから使いすぎ防止になるそうです。 日常生活で過度な節約をするわけでもなくむしろお得になるのを楽しんでいるような節約方法ではないでしょうか。あまりストレスを抱えることなく年間で100万円以上貯金をしていけそうですね。
■貯金を邪魔する勘違い行動とは?
上記のような貯金方法を実践するほかに既にある悪い習慣を断ち切ることも年間100万円貯金の目標を達成するのに役立ちます。 まずは保険を必須と考えないことです。万が一の保険ですが、心配するあまり必要以上に高い金額を保険料につぎ込んでしまうことがあります。保険に使うよりはいつでも使える現金があった方が便利です。年代に合わせて保障内容を見直していくようにしましょう。 また、ボーナスをあてにし過ぎた買い物は、あまり得策とは言えません。ボーナス払いを考えると、衝動買いなど、つい買いたい物に手が伸びそうになりますが、そこをグッと堪え、冷静になることが賢明です。 ボーナスを使うなら定期預金を解約するなど適宜ハードルを用意してお金を使わないようにしましょう。 上記を実践できれば、年間100万円を貯金することも、それほど負担ではありません。 気が付くと年間100万円貯まっていた!そんな生活は、きっと心も豊かにするのではなのではないでしょうか。 家計にある無駄を見直したり節約を楽しむ方法を見つけることが、年間100万円を貯金するコツです。ぜひチャレンジしてみてください。