2.お手入れ方法~布団編~
日本人になじみの深いお布団ですが、こちらも従来の綿に加え、羽毛、化繊など、様々な素材、価格のものがあります。 布団一式と言えば、 ・敷布団
・掛け布団
・シーツ
・毛布
・枕 などがあります。 順番に見ていきましょう。 <敷布団のお手入れ> ①カバーは1週間に1回洗濯する。 布団類で最もダニが発生しやすいのが敷布団だと言われています。 1週間に1度は洗濯して、清潔な環境を保ちましょう。 ②こまめに天日干しをする。 夜間にかいた汗を吸い込んでいる敷布団をそのままにしておくのは、ダニに餌をあげているのと一緒です。 こまめに天日干しをすることで、ダニの増殖を抑えましょう。 天気の良い日に、午前10時~3時までの間、2~3時間、裏と表両方を干して下さい。 ③取り込む際は布団たたきで表面をこするようにし、ダニやホコリを落とす。 バンバン叩くのはNGです。 ④掃除機をかける。 天日干しの場合、表面についたダニの糞や死骸は落とせても、中に入り込んだダニや生きているダニまでは完全に落とすことができません。 掃除機をかけることにより、さらにダニを駆除することができますので、できればゆっくりと掃除機をかけて下さい。 理想は1㎡に20秒以上です。 ⑤毎日片づけること。ただし朝すぐに押し入れにしまわない。 敷布団を敷いたままだと、湿気がこもったままになってしまいます。毎日の布団の上げ下ろしは、お手入れの基本です。ただし、朝起きたばかりの布団は温度が28~30度、湿度はなんと70~80%にもなりますので、すぐに押し入れにしまうのはNGです。 ⑥半年に1度は丸洗いする。 日々細やかなお手入れをしても、どうしても皮脂や汗の汚れを完全に落とすことはできません。できれば梅雨入り前に丸洗いを業者にお願いするか、自分で洗えるものは洗っておきましょう。 ダニの除去にもなります。