マツコさんは「趣味が仕事に奪われた」と発言
趣味と仕事の関係については、タレントのマツコ・デラックスさんも過去に悩みを告白しています。2017年に放送された『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系)では、マツコさんが音楽プロデューサーのヒャダインさんから「仕事は楽しいか?」と質問を受けることに。
マツコさんはしばらく間を空けたのち「成果だとか数字だとか、そういうものがちゃんと結果として出ないと満足できない」「純粋に楽しむというよりは、成果を取りに行く仕事の仕方になっちゃう」と、自身の仕事に対する考え方を語りました。また本音としては「最大の趣味を仕事に奪われた」と感じているようで、唯一の趣味だった“女装しておふざけ”を失った喪失感が強いと言います。
一方で逆質問を受けたヒャダインさんは、趣味の延長が仕事になり「最高にラッキー!」と素直な喜びをあらわに。番組内で異なる2つの見解が示され、視聴者からは「好きなことを仕事にできても、思うことは人それぞれ違うんだね」「マツコの悩み、意外だったなぁ。喪失感まで感じるんだ…」といった感想が上げられていました。
好きなモノには、つい夢中になってしまうもの。しかし「趣味で楽しみたいのか」「仕事として向き合いたいのか」については、冷静に考えてみる必要がありそうですね。
文/河井奈津