“塾”より“友達”を選んだのは意外なあの県!
「教育に関する意見」では2つの選択肢を提示し、同意率(「非常に近い」と「やや近い」の合計)をもとに都道府県ランキングを算出しました。
まず「子どもに持ってほしいもの」を聞いたところ、「学歴」と答えた人の割合が最も高いのは「佐賀県」(25.0%)。「資格・スキル」と回答した県は「茨城県」「熊本県」が同率で1位(58.0%)でした。「子どもの育て方」について聞くと、「褒めて伸ばす」を選んだ割合では「鹿児島県」(64.0%)が第1位に。逆に「岡山県」は、全国1位の割合(15.0%)で「叱って伸ばす」が選ばれています。
続いて「小学生の放課後の望ましい過ごし方」について質問。「塾や習い事に行く」を1番多く選択したのは「大阪府」「佐賀県」(同率23.0%)という結果に。ちなみに「友だちと遊ぶ」が最多だったのは「秋田県」(59.0%)。「教育水準の高さ自慢」ランキングでトップだった秋田県は、子ども同士の遊びを重視する人が多いことがわかりました。
また「中高生の放課後の望ましい過ごし方」を尋ねると、「学習塾に行く」ランキング1位は「徳島県」(20.0%)。「部活動に参加する」と回答したのは、「福井県」が最も多く66.0%で第1位に。「教育水準の高さ自慢」ランキングで2位だった福井県では、部活動への参加が望ましいと考える人が多いようです。
最後に「子どもに就いてほしい仕事」の調査を実施すると、「好きなことを仕事にする」と答えたのは「福井県」「岡山県」「愛媛県」が同率(49.0%)で1位に。「安定した仕事に就く」と答えた人が多かったのは「佐賀県」(36.0%)でした。
■調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする全国の20歳~59歳の男女
有効回答数:4700サンプル(有効回答から各都道府県100名になるように抽出)
調査期間:2018年11月10日~11月21日
調査協力会社:ネットエイジア株式会社
文/原田美咲