「ウルトラの父」が「イクメン オブ ザ イヤー」に輝いた理由とは?
現在は一般的になった“イクメン”という言葉は、厚生労働省が2010年から行っている「イクメンプロジェクト」と共に普及しました。同プロジェクトは2011年から「イクメン オブ ザ イヤー」を開催し、育児を楽しみながら頑張った男性を表彰。「イクメンキャラクター部門」では個性的なパパが選出されています。
2014年には“リカちゃん”のパパである「香山ピエール」が受賞。さらに翌2015年には「ウルトラの父」が選出されていました。「ウルトラの父」が「イクメン オブ ザ イヤー」に輝いた理由は、「息子のタロウを厳しく指導し、一人前の戦士へと鍛え上げただけでなく、強く優しい勇者の心構えを教えた」ため。
「ウルトラの父」のイクメンっぷりが世間に知れ渡ると、ネット上からは「ウルトラの父すげぇー! いやさすがと言うべきか」「息子のタロウは1万歳超えているし、イクメン歴違いすぎる」「頼れる上司でありつつ、イクメンなウルトラの父はやっぱり尊敬すべき存在」などの声が上がっていました。
子育てに奮闘する男性が増えている現在。“イクメン”という言葉が無くなるくらい、男性の育児・子育て参加が一般的になる日は遠くないのかもしれません。
文/長谷部ひとみ