夫の不倫が原因で離婚すると決意したとき「子どもにどこまで、どう伝えるか?」ということは大きな悩みのひとつです。ところが、今回のお話は「子どものほうが先に気づいていた」というケース。「大好きなママを裏切ったパパ」に対し、子どもたちはどう考え、どう行動したのでしょう。切なくも涙あふれる実話です。

 

娘はとっくに旦那の不倫を知っていた(美穂さん/37/事務員)

「ママはパパのこと、好きなの?」小学2年生の娘がしきりにそう聞いてくるようになって、かすかな違和感を持ちました。後で知ったのですが、実はこのとき、彼女は私より先に旦那の不倫を知っていたんです。 それから数か月後、ひょんなことから不倫の事実を知った私は、あまりのショックで涙が止まらなくなりました。リビングでふさぎ込んでいると、娘がそっとやってきてまた「ママ、パパのこと好きなの?」と聞いてきたんです。私が首を横に振ると「私はママのこと大好きだし、ずっとママの味方だよ」と言いながら頭をなでてくれました。

shutterstock_300599738

娘は以前、旦那が知らない女性と手をつないで歩いているのを目撃し、すべてを悟ったようなのです。幼いながらに気を遣い、私に伝えることなく自分のなかで留めていたのでしょう。そして私がその事実を知った時に、そっと私の背中を押してくれました。「旦那がいなくても私には娘がいる」…気づかないうちに頼もしくなったわが子と、ふたりで生きていくことを決めたのでした。 それからは別居を経て調停に移り、先日無事に離婚することができました。娘にも辛い思いをさせていると思いますが、彼女はいつも私に笑顔をくれます。心強い相棒には感謝しかありません。これからもよろしくね。