今後は「オンライン説明会」が増える!?


新たな取り組みを検討している人事施策を具体的に聞くと、「テレワークなど働き方の柔軟性向上」が23.6%でトップに。そのほか、「兼業・副業容認など人事制度改革」(20.8%)、「地域限定社員の導入」(16.3%)にも多くの回答が集まっています。

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新たに活用を検討している手法では、「オンライン説明会」(22.0%)や「オンライン面接」(22.0%)、「AIによる選考」(18.8%)が上位という結果に。今後、テクノロジーを活用した採用方法を導入する企業が増えていくかもしれないですね。

 

今回の結果について、「リクナビNEXT編集長」の藤井薫さんは「2019年度に中途採用人数を増やす計画の企業は3割を超えました。売り手市場の採用環境の中、新たな人事施策の実施に意欲のある企業は7割以上。『テレワーク』『兼業・副業』『地域限定社員』といった項目が上位に並び、多様な働き方・ライフステージに寄り添った人事改革を進めようとする企業の意図が見てとれます」と解析。

 

また、「『オンライン説明会・面接』『AI選考』等、テクノロジーを活用した採用手法に意欲を見せる企業も多い結果となりました。企業・求職者双方の負担を減らし、効率的かつ密度の濃いすり合わせが期待されます」とコメントしていました。

 

■調査概要

 

実施期間:2018年9月21日~2018年9月30日

 

 

調査対象:企業の採用戦略策定に関与している人

 

 

回答数:対象者739名のうち、中途採用を実施していると回答した628名

 

 

調査方式:インターネット調査

 

 

調査協力:株式会社マクロミル

 

 

文/原田美咲