研究の余地はまだまだある!
「子どもがテレビによってどんな影響を受けるのか」という問題は、古くから議論され続けてきました。ちなみに「日本赤ちゃん学会」では、現在でも研究の余地があると結論づけています。
ホームページの中では「テレビと子どもの関係」において、「問題解決の手段として暴力が有効なものであると学習させてしまう、あるいは暴力の手口を学習させてしまう」といった懸念を指摘。しかし一方で、年長にもなればテレビやゲームなどの存在が交友関係に影響するとも述べていました。やはり未だ「良い・悪い」を断定できる段階ではなく、特に日本ではこの分野の研究が少ないよう。アメリカでは膨大な研究が行われているため、日本も近い将来研究に力を入れる日がくるかもしれません。
今後研究が進み、新事実が明らかになることはあるのでしょうか。
文/河井奈津