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小さなお子さん連れでの飛行機での旅行。いろいろと不安なことも多いのではないでしょうか。特に大泣きを始めてしまうと周りの迷惑にもなりますよね。実際に飛行機に乗られて、どこかのお子さんが泣いているの見たことがあるとしたらなおさら不安ではないでしょうか。 途中で降りたり、席を移動することもできない飛行機の中、小さな子供のためにどんな準備をしてどう過ごしたらよいのでしょうか。 ■耳抜き対策を考えておこう 飛行機内で子供が一番不快に感じるのは、離陸時と着陸時です。というのも気圧の変化があるため、内耳と外耳の間で気圧差が起こり鼓膜が引っ張られてしまいます。きちんと耳抜きができれば解消できるのですが、小さいお子さんの場合、自発的に耳抜きをさせるというのが難しい場合もありますよね。 もし、耳抜きがきちんとできなければ、出発から到着まで泣きっぱなしということもないわけではありません。大人であれば、唾をのみこんだり生あくびをしたりして自発的にできるのですが、小さなお子さんはどうでしょうか。 方法はいくつかあります。簡単な方法として飲み物を飲ませるという方法があります。唾をのみ込んで耳抜きができるのですから、飲み物でも耳抜きができるのです。赤ちゃんの場合、ミルクを与えてあげればよいのです。お湯はCAにお願いすれば用意してくれます。おしゃぶりでも有効なようです。 他にも飴をなめさせたり、耳を冷やすといった方法も有効なようです。 ■飽きさせない工夫をしておく 子供が泣いたり騒いだりするのは、その状況に飽きてしまうということも原因となります。ですから、飽きさせない工夫も必要なのです。 まず、予約時に座席をチェックすることが大切です。電車でも車でもそうですが、子供は外の景色を見るのが大好きです。それは飛行機でも同じですよね。ですから、可能であれば窓側の席をとるというのも大切です。外を見ているだけでもしばらくは大人しくしてくれていますよね。 子供の好きなお菓子や飲み物を持っていくことも大切です。これは忘れてはいけないアイテムかもしれません。お菓子は大きな袋に入っているものではなく、小さな袋に小分けされたものがあれば便利です。 飲み物はペットボトルのものがよいでしょう。お菓子も飲み物も何種類か用意しておけば飽きさせずに過ごすことができそうです。もちろん、食べた後に必要となるお手拭きは忘れないようにしましょう。 携帯ゲームやタブレット、スマホやポータブルDVDプレイヤーというのも有効なアイテムです。お気に入りのゲームであればずっと遊んでいますよね。また、お気に入りの映画もいくつか持ってくれば、ずっと映像を見ていてくれるでしょう。但し、周囲の迷惑にならないために子供用のヘッドフォンを用意していたほうがよさそうです。また、アダプターや充電器も忘れないようにしましょう。