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最近の幼稚園や小学校の運動会が以前とは少し変わってきているというのはご存知でしょうか?幼稚園や小学校のお子さんをお持ちの方であれば、自分が子供のころの運動会と比べると明らかに変わってきているというのは実感しているはずです。 では、どんな風に変わってきているのでしょうか。その理由も気になりますよね。 ■開催時期の変化 以前は運動会と言えば、体育の日のある10月がほとんどでしたよね。ですが、今は春に行うところが多くなってきているのです。春に行うと幼稚園の年少さんや小学校1年生はまだ入園や入学したばかりの時期となってしまいますよね。 体育の日はもともとは東京オリンピックの開催式が行われた日を国民の祝日としたものですが、それが現在ではハッピーマンデーということで、10月の第2月曜になり、さらには2020年からは名称がスポーツの日になるそうです。 もちろん、この体育の日とは関係ないのですが、もともとは日本は農業従事者が多く、春から夏にかけては農作業が忙しいということで秋に行われるようになったようなのです。 ではなぜ、春に開催されるようになたかというと、秋には様々な学校行事が多いということもひとつの理由となっているようです。代表的な行事と言えば、小学校や幼稚園であれば、遠足でしょうか。もう少し上の学校になると文化祭が秋に行われていますよね。 それに加えて、気象の変化があります。以前は10月に台風がくるということはほとんどなかったのですが、最近は10月であっても強烈な台風が日本に上陸するようになっています。その台風による中止をきらって春に行うようになったというのも理由の一つなのです。