●湯舟の節約方法

次に、湯舟の節約方法について見てみることにしましょう。 1.お湯はり機能を使わない お風呂のお湯をはる時に「お湯はり機能」を使っていませんか? 自動にお湯を浴槽にためてくれますので、とても便利なのでついつい使ってしまいますが、この機能を利用することで電気代が余分に必要になってしまうことになります。 2.残り湯を利用する 浴槽にはったお湯を既に洗濯などに利用している人は多いのではないでしょうか? お湯で選択をした方が汚れ落ちも良いので積極的に利用したいと思っている人も多いと思います。 けれども、その反面残り湯の汚れが気になっている人もいるのではないでしょうか?最近では湯垢を簡単に取ることが出来る便利グッズがありますので、そうしたグッズを利用することで残り湯をキレイにすることが出来ます。これを使うと、お風呂洗いもラクになりますので、まさに一石二鳥です。

◆追い炊きor足し湯

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次に、追い焚きをする場合と足し湯をする場合について考えてみることにしましょう。 浴槽に溜めるお湯の量=200L


水道水の温度=17℃


浴槽内の残り湯の水温=15℃


最終的に浴槽内に張るお湯の水温=40℃ 以上の条件で比較した場合、追い炊きの場合、都市ガスを使用した場合は1日当たりおよそ100円、足し湯の場合はおよそ110円かかることになります。 プロパンガスを使用している場合は、追い炊きの場合は1日当たりおよそ145円、足し湯の場合はおよそ151円必要になって来ます。 どちらの場合も追い炊きの方がお得ということになります。 因みに、翌日お湯を入れ替えた場合にかかるコストは、都市ガスの場合は1日当たりおよそ126円、プロパンガスの場合はおよそ165円かかってしまいます。 足し湯の費用と比較すると1ヶ月当たり700円前後の差が出て来ることになります。水道料もプラスすると費用はもう少しプラスになりますので、かなりの差があることになります。 また、寒い季節になると同じ日にお風呂に入る時にも追い炊き機能を使うことが多くなって来ます。けれども、何度も沸かし直すとそれだけ余計にガス代が必要になってきますので、その分の節約を考えることも必要になって来ます。 可能な限り家族全員が時間をあまり空けないように入浴することでガス代を節約することが出来ます。また、時間が空いてしまう場合はお風呂の保温シートを利用したりすることで、追い炊きに必要な時間を短縮することが出来、光熱費の節約にもなります。

◆まとめ

お風呂の節約術に関して比較して来ましたが、入り方によって費用がかなり違って来ることが分かりました。 お風呂にかかる費用を安くするのであれば、シャワーの方が安くなりますが、疲れを癒してリフレッシュすることを重要視するのであれば、少々費用がかかっても湯舟の方が良いと考える方も多いのではないかと思います。季節に合わせた節約方法も必要なのではないでしょうか? また、シャワーと湯舟それぞれの節約方法について見て来ましたが、湯舟を使う場合、シャワーを使わない人は少ないのではないかと思います。 その場合は、シャワーを使っている間はお風呂の保温シートを使ったりすることで、お湯の温度が下がることを防ぐことで、次に入る人のために追い炊きをする時間を短縮することが可能ですので、試してみてはいかがでしょうか?