全くの初心者の場合、投資信託を始めると利益だけを受け取ることができると勘違いしている人もいるようです。投資信託は預金ではなく投資なので、手数料が生じます。購入時はもちろん、保有期間中や売却時にも手数料がかかります。 会社によって手数料はそれぞれ異なりますが、一般的には購入時にかかる販売手数料が0~3パーセント、投資信託を運用管理してもらうためにかかる信託報酬は0.5~2パーセント、投資信託を解約する際に必要となる信託財産留保額は0.3パーセント程度です。 販売会社が異なれば手数料も変わりますので、同じ商品であっても利益幅に違いが出ることもあります。 手数料がどのくらい必要なのか運用前にチェックしていないと、値上がりして売却したのに、利益幅が少なかったということになりますので、気を付けましょう。
■まとめ
初めて投資信託を始めるなら、なるべくリスクは抑えたいものです。しかし運用ルールを理解していないと、損をすることも考えられます。 投資信託は低リスクではありますが、投資であることには違いありません。大切なお金を任せるのであれば、投資信託や銘柄についての知識を身につけることが必要です。最初から一度に多くのお金を投資するのではなく、リスクを避けるためにまずは少額から始めるようにしましょう。