名刺を捨てられない人は約7割


長く働けば働くほど溜まってしまう“もらった名刺”。いつまで残しておくべきか悩む社会人は多くいて、名刺管理サービスを提供する「Sansan株式会社」は「もらった名刺の処分法」についてWebアンケートを実施しています。

 

まず「あなたは名刺を1年間に何枚くらいもらいますか?」の問いでは、「100~499枚」と回答した人が約半数。「100枚未満」の人も約3割で、捨てずにおくとかなりの量が溜まることが伺えます。ところが「もらった名刺を普段捨てているか?」については、「捨てていない」と回答した人が約7割。捨てない理由の上位には「相手に失礼だから」「人との繋がりを感じるから」などが上がっていました。

 

続いて「名刺を整理するタイミングはいつですか?」と尋ねると、「大掃除の時(36%)」「年賀状を書いた時(20%)」「新年を迎えた時(14%)」などの回答が登場。アンケートを実施した「Sansan名刺総研」は“名刺の処分しづらさ”について、「名刺を出会いの象徴として捉え、大切に扱う日本人特有の気持ちが背景にあるのでは」と分析しています。

 

一見すると“アナログな文化”に思える名刺ですが、“人との繋がり”という大切な意味合いもあるようですね。

 

文/長谷部ひとみ