あと数日で2018年も終わりとなりましたが、今年もさまざま新しい言葉やモノが流行しましたね。働くママや子どもたちの間にはどんな流行があったのでしょうか?流行語大賞の理解度や、身の回りで流行っていた言葉などをCHANTOモニター84人にアンケートしました!

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2018年の流行について働くママへアンケート


[アンケート1 流行語について]

流行語大賞トップ10について意味がわかるものを教えてください

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©️CHANTO調べ

大賞「そだねー」はさすがの9割超え!
高視聴率なのにチコちゃんはワースト3

毎年末の風物詩である「ユーキャン新語・流行語大賞」。年間大賞「そだねー」以下10語が入賞しましたが、

ママたちはトレンドワードの意味をどれほど理解できているのでしょうか?まずは流行語トップ10の理解度を聞きました!

年間大賞の「そだねー」は、ママの中でも理解度92%で1位。もぐもぐタイムなどカーリング女子のほんわかした雰囲気も相まって日本中が癒されましたよね。子どもやパパに「そだねー」と対応したママ、子どもに言われたママも多かったのでは?使い勝手もよく納得の結果です。

その後、2位「おっさんずラブ」(78%)、3位「スーパーボランティア」(76%)、4位「(大迫)半端ないって」(74%)、5位「災害級の暑さ」(71%)、6位「#Metoo」(60%)、7位「奈良判定」(58%)と続きました。ここまで理解度は5割以上。ニュースやワイドショーなどの情報番組で繰り返し取り上げられた言葉が並んでおり、ママたちも印象に残っていたと考えられます。

続いて、理解度5割以下のワースト3を見ていきましょう。8位は、高視聴率で話題になったNHKのバラエティ「チコちゃんに叱られる」のセリフ「ボーっと生きてんじゃねーよ!」(47%)でした。おかっぱのキャラ・チコちゃんが問題に答えられない出演者に「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と喝を入れるというNHKらしからぬ演出が話題に。しかしママたちの理解度は5割以下。金曜の夜放送、土曜朝に再放送という放送時間が働くママの生活時間に合わないためかもしれません。

9位「eスポーツ」(42%)は「エレクトロニック・スポーツ」の略で、格闘ゲームやサッカーゲームなどの対戦ゲームをスポーツとして行う競技のこと。海外では人気の高いeスポーツですが、日本ではまだまだ知名度は低い状況。特にゲームに興味がない人には馴染みのない言葉で、ワースト3入りとなりました。

そして最下位となったのは「ご飯論法」。理解度6%とほとんどのママが意味がわからないという結果になりました。巷でも「流行っていない」「聞いたことない」と話題になり、ダウンタウンの松本人志さんもテレビで「ご飯論法は知らない」と言ったほど。これは論点をすり替える国会答弁をたとえたもので、「朝ごはんは食べなかったんですか?」「ご飯は食べませんでした(パンは食べましたが、それは黙っておきます)」と不都合なことをごまかす言い方を指します。もともと法政大の教授のTwitterがきっかけで広まった言葉でした。

トップ10のうち7語が理解度5割越え。今年の流行語は、ママ達に馴染み深かったものが多かったといえそうです。

>>NEXT 実際によく使っていた流行語について

[アンケート2 MY流行語について]

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「そだね~」「ひょっこりはん」は鉄板ネタ
「鬼やおばけの子育て応援団」「深海魚」って!?

続いて、「あなたの家族や職場、ママ友との間で今年流行ったMY流行語があれば教えてください」という質問でママたちが日々の生活で使っていた流行語について記述回答で聞きました。

一番人気は、流行語大賞の「そだねー」、大ブレイクした「ひょっこりはん」。どちらも日常的に使えるため家庭内で大人気!「ひょっこりはん」は子どもたちにもわかりやすくよく使われていたようです。

子どもたちからママに伝染した言葉も多かったよう。JC・JK流行語大賞2018にも選ばれた言葉「タピる」もあがっていました。「娘がタピオカが好きでよく飲んでいて”タピる”を教えてくれました。気に入ってます」というママも。タピオカは今年大流行。有名店に大行列ができていたのも今年の印象的なできごとでしたよね。 同じくJC・JK流行語大賞に入った「Tik Tok」から「いい波乗ってんね」というフレーズをあげたママも。パラパラっぽい曲に合わせて「今日も!お前は!いい波乗ってんね~♪」とダンスするのが「Tik Tok」で流行しました。

Googleホームやamazonエコーなどのスマートスピーカーが家庭で浸透しているのを感じるコメントもありました。「我が家では”オッケーグーグル”が流行りに。子どもたちは、”おっけーグルグル” と言ってました笑」、「朝、子どもたちが機嫌が悪い時はUSAかきゃりーぱみゅぱみゅのクレイジーパーティーナイトをアレクサに再生してもらえばしのげます」というママも。音声だけで家電の操作や音楽の再生などができ、とにかく便利。近いうちに一家に一台という時代になるのかもしれませんね。

その他、ママたちオリジナルのおもしろい流行語もいっぱいあがっていました。その中からいくつかご紹介します! 産後のママから「”ホルモンバランスのせい”です。妊娠中や産後のママ友の間で夫に対してイライラしてあたってしまっても”ホルモンバランスのせいだよね!”と開き直るのがブームでした(笑)」というコメントが。ストレスがたまりがちな産後、イライラで自己嫌悪になるよりは健康的と言えそう。積極的に使っていきたいです。 次は「子育て応援団」。これだけ聞くと、おじいちゃんおばあちゃんのこと?と思ってしますが…。「子どもが言うことを聞かない時に、ついつい”鬼が来るよ?””オバケに連れていかれちゃうよ?”と言ってしまうことが。ママ友と”あるあるだよねー”と話をする中で、”鬼さんやオバケさんも子育てを手伝ってくれているよね”と笑ったところから、鬼やオバケのことを"子育て応援団"と言うようになりました。”昨日の寝かしつけも子育て応援団登場したよー”と話しています」。 「今年、我が家で一番口にした言葉は”深海魚”でした。今年、念願だった第一志望の私立中に入学した息子ですが、成績優秀な人ばかりに囲まれ一気に成績がダウン。中間テストも期末テストもクラス最下位あたりをウロウロ。まさに”深海魚”と化しています(汗)でも中学生活はとても楽しいそうです!」と目の付け所がうまいと感じるものも。息子さんへのママのあたたかいまなざしも感じる流行語です。

あなたの家ではどんな言葉が流行りましたか?家族で話してみると新たな発見があるかもしれません!

>>NEXT 子ども達に大流行は、毎日のように流れていたアレ!

[アンケート3 子どものブームについて]

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クラスからクラスへ伝染!みんな踊った「U.S.A」
Tik Tok ブームは小学生にも

さらに、「今年おとずれたお子さんのマイブームは何でしたか?」という質問に記述式で回答してもらいました。

多くあがっていたのはやはり…!「DA PUMPの『U.S.A』が、1歳クラスから5歳クラスまで謎の流行…。保育園ではどのクラスでも教えてないのに、いきなり流行り始めて伝染したらしいです。うちの子は3歳でヘンテコな踊りですが楽しそうに歌い踊ってます」というママを始め、保育園・幼稚園児を中心にDA PUMPの「U.S.A」が大ブレイク。手と足を一緒に動かすシュートダンスは子どもたちにもわかりやすく、一方ママ世代にはどこか懐かしいサウンドで、子どもと一緒になって踊ったママも多いはず!DA PUMPの再ブレイクもママたちには嬉しい話題になりました! 「3歳の娘が『U.S.A』を毎日歌います。先日困ったのが、スーパーでの買い物中です。お肉を選んでいて、私が”あ、これアメリカ産かぁ…”と小さな声で呟くと、ヤンチャ娘のU.S.Aレーダーが瞬時に反応! ”ママ!アメリカ!?”やってしまった…スーパーのお肉売り場で踊ってしまいました。しかも”ほら、やめなさい”と声をかけると元気よく”はいっ!ひょっこりはん!”周りのおばちゃんが、数人プッと吹き出し”可愛いわねぇ”と知らない人同士で顔を見合わせてその場はホッコリ。私は恥ずかしかったぁ…」と、流行語コンボのエピソードも届いていました。

他には、小学生以上の子どもを中心にYoutubeやamazonプライムビデオ、Tik Tokなどの気軽に楽しめる動画配信サービスが大人気。Youtubeは相変わらず根強い人気で「ユーチューバーさながら、何かお菓子を食べるときやおもちゃで遊ぶときに”では、こちらを食べてみたいと思いまーす””チャンネル登録よろしくねー”とやってます」、「小学5年生の息子が、YouTuberのプリッツという方のトマトの歌をずっと歌っています」など影響されやすい子どもならではのエピソードが。

amazonプライムビデオやHulu、Netflixなどの動画配信サービスも、タイトル数が多く放送時間を気にせずに、一時停止なども思いのままにできる気楽さが子どもたちに人気のよう。子どもと一緒に懐かしのアニメを見ているというママも多く「amazonプライムビデオで懐かしアニメを一緒によく見ました。5歳の娘と『Dr.スランプアラレちゃん』を1話から見ていますが親子で爆笑です」というコメントが。他にも「セーラームーン」を子どもと見ているというエピソードがいくつかあり、親子で一緒に楽しんでいることがわかります。おでかけしづらい今の寒い時期には重宝しますよね!

また「Tik Tokを小5の子が友達と一緒になってやっている」、「スプラトゥーンとTik Tokが小学4年の娘のブームです」などのコメントがあり、今年中高生に大人気だったTik Tokが小学生にも浸透していることがわかりました。15秒という短い時間で見られること、口パクで簡単に配信できることなどが子ども達にもわかりやすく、人気の理由と言えそうです。
ちなみに「Tik Tok」は12歳以上が対象のアプリ。小学生が使用する際には子どもとママとで使用のルールをしっかり決めて使いましょう。

2018年は「そだね~」や「U.S.A」「ひょっこりはん」など子どもと一緒に楽しめる流行が多かった年と言えそうです。来年はどんな言葉やブームが流行るのか楽しみですね!

取材・文/阿部祐子