■落ちにくい汚れもちょっとした工夫で綺麗に
例えばシャツの襟元などの黄ばみや袖口に付きやすい鉛筆の汚れ、食べこぼしからちょっとした怪我で付いてしまった血の跡など、家族全員色々な方法でお洋服を汚して帰ってきます。できれば落ちにくい汚れだからと諦めず、もう一度綺麗に洗ってまた着せてあげたいですよね。諦める前に試してほしい裏技をご紹介します。 ○襟汚れにはクレンジングオイルが効果的 シャツの襟元の黄ばみ汚れ。漂白剤を使ってもなかなか落ちずに困ったことはありませんか? 襟元の黄ばみは、実は皮脂がついてしまった結果の汚れなので、クレンジングオイルが効果的。汚れた部分にクレンジングオイルを塗り、ぬるま湯ですすいだ後に漂白剤などを使うと汚れが落ちやすくなります。もみ洗いをするよりずっと簡単で手間がかからないので、ぜひ試してみてください。 ○鉛筆汚れや食べこぼしには台所用洗剤がおすすめ ふいに鉛筆で袖口をひっかいてしまったり、食事中に食べこぼしてしまったりと、お子さんの服はたくさん汚れてしまいます。普通のお洗濯ではなかなか落ちない汚れには、台所用洗剤を使ってみるのがおすすめです。
まず鉛筆汚れですが、こちらに効くのは中性洗剤。台所用洗剤の多くが中性洗剤ですが、念のため事前に確認しておいてくださいね。 鉛筆で汚れた部分に洗剤を塗り、あとは爪先を使ってつまみ洗いをすればオーケー。うっすら残る鉛筆の跡も綺麗に落ちるはずです。 食べこぼしにも台所用洗剤が効果的です。元々食器を洗う洗剤ですからそれも当然ですね。
汚れが気になる部分に洗剤をつけて、優しく揉み込むように洗います。汚れが消えてきたら水で綺麗に洗い流し、その後は普通に洗濯しましょう。 油っぽいものを食べこぼしたときなど、落ちにくいしみができてしまい諦めてしまう方も多いはず。台所用洗剤なら油分の多いしみにも効果が期待できるので、諦める前に一度試してみてください。 ○血のしみは水洗いが鉄則! 転んで擦りむいてしまったり、指先をちょっと切ってしまったり……日常の中でついた傷のせいで、服にも血のシミができてしまうことがありますよね。血のシミは普通のお洗濯では少し落ちにくいですが、きちんと対処すればきちんと落とすことができます。 血の汚れは、できるだけ早いうちに水洗いをするのが一番効果的。ついてすぐなら水洗いするだけで簡単に落ちます。 時間が経ってしまった血のシミについては普通のシミ抜きと同じ方法が効果的ですが、必ず冷たいお水で洗うことは忘れずに。温かいお湯だとかえって落ちにくくなってしまうので注意しましょう。