夫が不倫していることが妻にバレると、幸せだったこれまでの生活が一変することもあります。妻も夫の不倫で頭の中がいっぱいになってしまい、家のことを放り出してしまうこともあるでしょう。 夫の浮気や不倫は夫婦間の問題と考えている人も多いですが、子どもにも大きな影響を与えます。夫の不倫が発覚した場合、子どもに対してどのように対応するかで、今後の子どもの人生が大きく変わってくることもありますので気をつけたいですよね。 夫の不倫が発覚したとき、子どもへどのように対応すれば良いのか、気を付けることや意識すべきことをまとめてみました。 ■自分の気持ちを決める 夫の不倫が発覚した場合、ほとんどの妻は動揺し、冷静に判断や行動ができなくなります。夫に裏切られた悲しみや怒りをコントロールできず、夫を責めたり監視したりと、通常ではしないような行動を起こしてしまうことでしょう。 もし夫が不倫相手と別れたといっても信用することができず、夫の携帯をチェックしたり、嫌味をいってしまったりと、これまでどおりの夫婦関係を取り戻すことができないこともあります。 子どもがいない場合は自分の感情のまま行動するのも良いですが、子どもがいる場合は自分の気持ちを抑える必要があります。

 

 

優しかった母親が変貌していく様を見せつけられる子どもの心情は、察するに余りあるものがあります。 子どもを深く傷つけてしまう前に、まずは自分の気持ちを整理して、夫とどう向き合っていくかを決めなくてはなりません。 ■子どもの前でケンカしない 夫が不倫していると、家の中では言い争いが絶えなくなることでしょう。自分の気持ちを抑えられず、夫の顔を見れば嫌味をいったり、泣きわめいたりすることもあるのではないでしょうか。 父親と母親が常にケンカをしていると、子どもはその原因を自分のせいだと考えてしまうこともあります。特に子どもがまだ小さい場合、ケンカの原因が不倫だったとしても理解できず、自分が悪いことをしたから、いい子じゃないからと考え、自分が原因だと考えてしまいます。 また、小さな子どもにとって大人がケンカしている姿は、恐怖以外の何ものでもありません。どうすればケンカをやめてくれるか一生懸命考え、自分がいい子になればケンカをやめてくれると考えるようになります。 叱られるようなことは我慢し、常に親のご機嫌を伺うようになると、大人になったときに影響が出ます。人間関係を構築するのが苦手だったり、結婚そのものに興味を持てなくなったりすることが考えられます。