医者の妻VS社長の妻「争点は社会貢献度」(加奈子さん/30/受付)

 「普通のサラリーマン」を旦那を持つ私にはまったく関係のない話ですが、保育園に「医者の夫を持つママ」と「社長の夫を持つママ」が数人ずついます…そして日々、その双方がっぷり組み合った「マウンティング合戦」が繰り広げられているんです。 どうやら多少の序列はあるものの、医者の妻は医者の妻同士、社長の妻は社長の妻同士…お互い認め合って上手くいっている様子。でも両勢力には、譲れないプライドがあるようです。最初は「年収」を巡って競い合っていたのですが、決着がつかなかったのか、いまの争点は〝社会貢献度〟。
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医者の妻が「人の命を救う職業が最も尊い!」というのに対し、医療機器メーカー社長の妻は、「その道具を作っているのは私の夫。医者はただの使用者に過ぎない」という理論を展開します。またあるときは、「選ばれた人だけが〝先生〟と呼ばれる」という医者の妻に対し、「私の夫が作った会社は〝世の中から〟選ばれている」と応戦。 こんな会話を毎日のように聞かされる、こっちの身にもなってほしい…しかも、そもそもすごいのは彼女たちではなく夫たち。マウンティング合戦の意味が分かりません。