子どものために朝食を作る“なにわのおばちゃん軍団”
否定的な意見がある中、朝食を食べない子供に対して表西弘子さん率いる“なにわのおばちゃん軍団”が立ち上がりました。
とある大阪の小学校では、朝食を食べない児童が全国平均の倍以上もいたそう。朝食が食べられない児童に心を痛めた表西さんは、区役所へ赴き“朝ごはんやさん”を提案しました。朝ごはんやさんは、学校の調理室を使って児童に朝ごはんを提供するという試みです。
週3日実施する朝ごはんやさんの料金は、1食50円と格安。400人いる全校児童に対し、1回に30人ほどが利用していました。
この小学校の前校長は、インタビューで「今でも否定的な意見があると思うんです」とコメント。しかし、「子供たちが喜んで朝ごはんを食べてる姿を見てたら、こんなのも有りだなと思えてきました」と語っています。
番組スタッフは、表西さんに「朝ごはんが作れない親に対して親失格だって思わないんですか?」と質問すると「思わない」と即答。続けて、「それだけが全てじゃないでしょ。親の形は様々、愛情の形も様々」と笑顔で答えていました。
表西さんに対して、視聴者からは「取り組みが素晴らしい!」「確かに愛の形って朝ごはんだけじゃない」「こんな取り組みがあるとは思わなかった…」「学校朝食があれば、朝食をとる子どもが増えるね」といった声が続出していました。