これまで自分だけの意志で仲よくする人・しない人を決めることができた友達付き合いも、こと子どもを介した「ママ友」となると、「この人とは気が合わないから付き合わない」とはなかなかいかないもの。 特に子どもが小さいうちは、その関係も密になります。そんなママ友付き合いの中で、トラブルの元になるのはやはり「お金」ではないでしょうか。 そこで今回は、働くママ305名にママ友とのマネートラブルについてアンケート調査をしました!

 

お金の面でママ友付き合いが面倒になった働くママは約3

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「金銭感覚が合わないなど、お金の面でママ友との付き合いが面倒になったことがありますか?」という質問で「はい」と答えた人は約30%。やはり、お金は人付きあいにおいては重要なファクターとなるようです。

 

マネートラブルの潜在的可能性は多め!?

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実際に、マネートラブルを経験したのは全体の約6%。 少数派ですが、約3割のワーママがお金でママ友付き合いが面倒になったと答えているのを考えると、トラブル予備軍は一定数いるのがわかります。 トラブルに巻き込まれないためにも、具体的にどんなトラブルがあったのか、経験者の声を見ていきましょう。

 

ママ友ランチの金銭感覚が合わない!

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「ランチのときに、半端分は必ず払わず、知らん顔」(40歳以上/ホテル・旅行・アミューズメント) 「高いランチに頻繁に行きたがる」(40歳以上/その他) 「割り勘になっていない」(40歳以上/その他)  食事はママ同士の交流を深めるには絶好の機会ですが、同じ共働き家庭でも、家計の状況によって自由になるお金はまちまち。ゆえに、相手が高級志向でもケチすぎても、あまりに自分と金銭感覚が違えば、お付き合いは苦痛になるようです。 ママ友ランチは、誘いを断ると「付き合いが悪い」と思われそうで断りにくいという声も聞きますが、合わない人とは無理に付き合わないという勇気も必要ですね。

 

貸したお金を返してくれない! 

「貸し借りを忘れられた。手持ちが1000円しかないからと、後延ばしになって、そのまま」(38歳/建設・土木) 「まとめて出すと、催促しないと返してもらえない」(40歳以上/金融・証券)  「貸したお金を返してもらえない」「信用して預けたお金を使い込まれる」のは腹が立ちますし、お金を稼ぐ大変さをよく知っている働くママならなおさらのことです。なかには「お金を貸して欲しいと、再三言われた」なんて人も。 いくら子ども同士が仲よくても、こういうタイプとはお付き合いをしたくないものです。“お金の切れ目が縁の切れ目”とも言いますので、たとえ少額でもお金の貸し借りは避けたほうがいいでしょう。もし、どうしても貸さないといけないときは、「返って来なくても仕方ない」くらいの気持ちで貸すのがいいのかもしれません。

 

働くママだからこそ、お金の大切さは身にしみています。 ママ友はビジネスから離れたプライベートな付き合いですが、いくら友達といっても、普通に知り合った友達とは、親密さが異なることが多いのも事実。 子どもを介した付き合いなので、だからこそ“お金”については気をつけて付き合いたいものですね。