4:まさか私が…?子どもと離れるのが寂しすぎる!
育休からの復帰間近で、意外な壁にぶつかってしまったNさん(28歳・アパレル勤務・フルタイムで復帰)。
「7か月で認証園に入園できたので、1歳までの予定だった育休を繰り上げて復帰しました。繰り上げは1歳の時点で認可園に移る時にも有利なので、大成功!のはずが…子どもと離れるのがさびしい…!検診や子育てひろばで知り合った他のママたちも1歳まで待つ人が意外に多く、保育園に入る直前に児童館で集まった後には、みんな子どもと一緒にいられてうらやましいなぁ‥と涙が出てしまいました。出産前は育休なしでもいいくらいに考えていたので、自分がそこまで変わることにびっくりですが、それだけ愛せる存在を得たのだと、プラスにとらえて仕事を頑張っています」
また、保育園に通い始めた当初は、スムーズにママと離れられる子もいる反面、登園時は毎朝大泣き…という子も。
Mさん(27歳・社会福祉法人勤務・フルタイムで復帰)は、長男を保育園に預けた当時のことを、 「仕事そのものより、毎朝の子どもの泣き声で私まで悲しくなってしまい、いっそ専業主婦になりたいと思ったことも。でも、その後夫の転勤で二人目は家で育てたのですが、知り合いのいない場所での24時間育児は本当に心身ともにハードで、どちらにしても育児は大変だなぁとしみじみ思いました」 と振り返りました。
まとめ
今回、先輩ママたちの体験談を聞いていた中で心に残ったのが、あるママが育休復帰後、職場の年上のパート女性からかけられた言葉です。
「私は昔、育児と仕事がこれ以上両立できないと思って辞めてしまったけど、もしあなたが仕事を続けられるならぜひ続けてね。今は大変だけど、働いていて良かったって思う時が絶対に来るはず。私もあなたを手伝うし、あなたもいつか後輩のママを助けてあげてね。」
筆者は現在フリーランスなので、育児中のママと一緒に働く機会はありませんが、この気持ちはずっと忘れずにいたいと思います。
文/高谷みえこ