多くの人が経験する“就職活動”。なるべく希望通りの職場で働きたいものですが、時代や経済環境により希望が叶わなかった人も多いかもしれません。政府は最近ある就労支援を始めていますが、マツコ・デラックスさんは疑問を感じているようです。

 

“就職氷河期”を経験した人はかわいそう?


11月19日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)では、政府が新たな取り組みとして始める「地域若者サポートステーション」に着目しました。この取り組みは「就職氷河期に希望する仕事に就けなかった無職の人」を対象に、就労支援や家賃補助などの支援を行うもの。

 

しかし番組に出演したマツコ・デラックスさんは、この施策に対して首をかしげます。「ひとつ気になるのが、『希望の職に就けなかったから腐った』的なニュアンスじゃない?」「『本人の望まない職場で』っていうのがひっかかる」とコメント。続けて「それを言うなら就職氷河期の人じゃなくたって、希望する仕事に就けなくても頑張った人はいるわけじゃない?」と、“世代や環境を理由にする考え方”に異議を申し立てます。

 

このマツコさんの持論に対して、タレントのふかわりょうさんは「時代によって売り手市場になったりするっていう、時代の不公平感はあるのでしょうか?」と質問。マツコさんは「売り手市場の時でいろんな会社に楽に入れたとしても、結局入ってからどうなるかっていうのはその人の頑張り次第」と主張していました。