“怒ったお母さん”が怖い子どもたち


“子どもが怖がるもの”については、株式会社バンダイが保護者を対象としたアンケートを実施しています。対象は5歳までの子どもが中心で、思わず「なんで?」と思ってしまう答えも登場。結果を詳しく見ていきましょう。

 

まず1位から5位は男女に差がなく、1位から順に「おばけ」「暗いところ」「虫(クモ・ゴキブリなど)」「鬼、鬼の面」「雷」がランクイン。過去バンダイが行った「嫌いなものランキング」では「虫」が圧倒的に1位だったため、バンダイは「子どもにとって嫌いなものは身近で実際に接するもの。怖いものは見たことがない(であろう)未知のもの」と傾向を分析しています。

 

また男女ともにトップ10にランクインしたのは「怒ったお母さん」で、バンダイは「(お父さんではない理由は)お母さんがお父さんより厳しく怒るからではなく、お父さんより怒る機会が多いため」との考察を披露。ちなみに鬼が上位なのは、「節分行事がきっかけ」と答える人が多かったそうです。

 

大人になっても“怖いもの”が克服できない人は、“どうして怖いのか”に一度向き合ってみるのはいかがでしょう?

 

文/内田裕子