「それちょーだい」となんでも欲しがる図々しい〝クレクレママ〟が、ママたちの間でトラブルメーカーとして波紋を呼んでいるようです。ママ同士のおつきあいでは断りづらいことも多々、とはいえ「何でもかんでもあげるわけにはいかないし、材料費さえ払わないってあまりに図々しすぎ!」と怒り心頭のママたちのお話です。
つけられたあだ名は「ケチ子」(智子さん/33歳/パート)
普段仕事で忙しいので、娘のためになにかしたいと思い、定期的にかわいい服や帽子を手作りしています。去年より少し大きくなった服を見ながら娘の成長を実感するのは、私にとっては大切な時間なんです。
でも、どこにでもいるものですね、図々しい方って。娘に服を作るたびに「私の娘にも作って」と言ってくる保育園のママがいます。でも、「娘だけの特別なプレゼント」という思いもあって作っているものなので、他人のために作りたくなんかありません。それでも、毎日のように「クレクレ」言ってくるのでいや気がさし、仕方なく一着作ったことがありました。 それに味をしめた彼女の「クレクレ」は加速。「前に作ってもらったの小さくなっちゃったから、新しいのお願い」と会うたびに言ってきます。でも以前作ってあげたとき、(さすがに材料費くらいくれるのかな)なんて淡い期待を裏切り軽〜いお礼で済ませた彼女です、もう二度と作りたくなんかありません。 かたくなに断り続けていたところ、彼女が私につけたあだ名は「ケチ子」…きっと娘が保育園を卒業するまで、彼女の中で私は「ケチ子」なのでしょう。