■マンション購入のデメリット2「一戸建てと比較すると資産価値が低い」

マンションと一戸建て、そう変わらない値段で購入したとしても、その資産価値は、一戸建ての方が高く見積もられるケースが多いです。 一戸建ての場合、自分の「土地」を所有することになります。これが一戸建ての資産価値を押し上げる要因となっています。また住宅が老朽化したり壊れてしまったりした場合でも、土地の価値がなくなるわけではありません。建て替えや売却も自由にできるでしょう。 マンションでは、こうした「土地」に関するメリットを享受しにくくなってしまいます。

 

■マンション購入のデメリット3「間取りの自由度が低い」

マンション購入時には、「気に入った部屋を選んで購入する」というケースがほとんどです。発売前から情報を収集し動いておくことで、選択肢を増やすことにもつながるでしょう。 とはいえそれは、あくまでも「出来上がった数タイプの中から、好みの物を選ぶ」という作業であって、注文住宅のように「一から全てを作り上げられる」というわけではありません。 マンションの間取りは万人ウケを意識して作られるケースも多く、「個性的な住居を持ちたい」と思う方にとっては、物足りなさを感じてしまうかもしれません。

 

■立地やセキュリティを重視する方には、マンション購入メリット大

マンション購入のメリットは、主に「立地の良さ」や「充実したセキュリティ対策」と言えます。家族の仕事によっては、「売却しやすい」ということが、有利になる可能性も高いでしょう。 「とにかく便利なところで、安全・快適に住みたい」と思う方にとっては、マンション購入のメリットは非常に大きくなります。 一方で「土地」の価値や「自由度」を意識する方にとって、マンション購入はデメリットの方が大きくなってしまう可能性も。ぜひ慎重に見極めてみてください。