年収661万円の場合、手取り収入の目安は、約500万円です。ボーナスがないと仮定すると、手取り月収の目安は41万円~42万円程度となります。 20代の頃と比較すると、かなり家計に余裕があるように思えますが、住宅ローンや教育費で出費もかさみがちな時期です。とはいえ20代のように、「転職して収入をアップする」というのも、難しいという現実があります。 平均年収がある程度上がっている時期だからこそ、年収に見合った生活を心掛けることが大切です。
■平均と比較して「え!?」と思ったら……
世代ごとの平均値を知ったときに、もしかしたら「え!?」と思ってしまうケースもあるのかもしれませんね。 良い意味での「え!?」ならば良いのですが、悪い意味での驚きを抱いてしまった場合、現在の生活に対する不満が一気に高まってしまう可能性もあります。 今回紹介した平均年収は、業種や就業地域について、考慮していない結果となります。たとえば東京と比較すると、地方の収入は少なくなりがちです。とはいえ、その分生活コストも安くなりがちですから、「生活の質」としては、さほど変わらないことも考えられます。 平均と比較して「え!?」と思ってしまったときには、まずはその「原因」に目を向けてみてください。それでもどうしても不満……というときには、夫一人の年収ではなく、妻の年収も含めた「世帯年収のアップ」を目指すのがオススメですよ。