■30代男性の平均年収は?

30代男性の平均年収は、「455万円」です。20代の頃と比較すると、約100万円アップしていることがわかります。 現代の平均初婚年齢や第一子誕生時の平均年齢を考えると、この30代から結婚生活・子どもとの生活をスタートさせる方も多いと言えるでしょう。 30代全体の平均値は455万円ですが、ここには「30歳男性」も「39歳男性」も含まれています。「30歳」の時点で平均年収に届いていないからといって、ガッカリする必要はありません。年齢を重ねていくことで、社内での立場が上がり、それによって大幅に年収が上がるということも考えられます。 年収455万円の場合、手取り収入は約360万円となります。ボーナスの有無によって月収は変わってきますが、「手取り約30万円」が、30代男性の平均ラインと言えるでしょう。

 

■40代男性の平均年収は?

男性として働き盛りを迎える40代。この世代の平均年収は、「541万円」です。30代の平均から、約90万円のアップとなります。 40代といえば、課長や部長といった役職に就いているケースも多いもの。どの程度出世しているのか、どのような業種で仕事をしているのかによって、年収に差が出やすい世代だと言えます。 社内の出世コースに乗ってバリバリと稼ぐ人が増える一方で、役職に就いていない場合、30代からの年収大幅アップは期待できなくなってしまいます。今後の年収がどうなっていくのか、まさに境目の時期と言うことができそうですね。 40代の平均年収が高い仕事としては、金融系の専門職や営業職などが挙げられます。どのような職種であっても、周囲からみて「結果を残せている」ということが重要なポイントとなります。

 

■50代男性の平均年収は?

さて、いよいよ50代の平均年収です。この時期になると、子どもの教育費もマックスになります。夫の平均年収が、家計を維持していくために非常に重要なポイントとなるでしょう。 さて気になる50代男性の平均年収ですが、「661万円」です。40代の平均年収と比較すると120万円ほどアップしています。仕事上、責任のある立場を任されることも多く、「自分でどんどん仕事をこなす」というよりは、むしろ「職場全体をとりまとめ、コントロールする」立場へと成長していくことになります。 このような仕事内容が認められている男性の場合、年収は平均よりも高くなるケースも少なくありません。一方で、30代や40代から、会社が求める結果を残せていない場合、年収が平均をかなり下回ってしまうこともあるでしょう。