スタンフォード大学といえば、リオ五輪で学生が27個もメルドをとったスポーツの名門。そんなトップアスリートたちの疲労を回復してきた同大学の疲労回復メソッドが、私たちの肩こり・腰痛、寝てもとれない疲労感までどうにかしてくれると聞いて、早速取材しました!
スタンフォード式疲れない体になる習慣とは?
呼吸を変えるだけで疲れない体になる!
健康ブームで情報があふれているからこそ、『スタンフォード式 疲れない体』の著書では「知識なき実践は危険」と山田知生さんは指摘しています。スタンフォード式は疲れの正体を分析したうえで、明確な手法にたどり着いた確かなもの。それでいて、通勤中やデスクワーク中など、普段できる取り入れやすいものばかりです。「疲れない体」をめざして新習慣をスタートしましょう。
[スタンフォード式のメリット]
1.短時間でもできる
「30秒」など、すきま時間にササッとできるものばかりで忙しいママにぴったり。これなら誰でも始められるはず。
2.特別なものは必要ない
スタンフォード式では難しいテクニックや道具がいっさい必要なし。呼吸法や習慣を見直すなど簡単なリセット方法でOK!
3.寝るだけでも回復する
毎日の睡眠を変えるだけで 抜群に回復できるのがスタンフォード式。夜ふかしも早寝もしない、眠る長さを固定するだけ!
〔時間帯別〕 スタンフォード式 8つの習慣
1日の暮らしに取り入れることで日頃の疲れない体になる、8つの習慣をご紹介します。
7:00 みそ汁と納豆で1日のパフォーマンスを上げる!
胃腸の疲れに影響するのが食べ物です。腸内環境を整えるには発酵食品が最適で、栄養吸収率が高い朝は、みそ汁と納豆を定番にしましょう。また、以下に挙げるのが、疲れに効くとされる栄養素と、それらを含む食べ物の例。こちらも食事作りの参考にしてください。
○タンパク質
L-カルニチン(牛赤身肉など)、リジン(乳製品など)、イミダペプチド(かつおなど)、グルタミン酸(トマトなど)
○ビタミンビタミンA(鶏肉など)、ビタミンB群(セロリなど)、ビタミンC(レモンなど)
○ミネラルカリウム(バナナなど)、マグネシウム(ナッツ)
○その他アリイン(にんにく)
8:00 通勤電車で立つときは右足への負担をなくす!
立ち方を直すだけでも疲れなくなります。実は無意識に立つと右足に重心がかかりがち。通勤電車の中なら、吊り革が体の真ん中にくるように立ち、両手にグッと力を入れて体を固定しましょう。さらに、電車の揺れに合わせて腰を左右に小さく揺らすとベストです。