清涼飲料水にも大量の果糖が…
フルーツに多く含まれている「果糖」ですが、実は「清涼飲料水」にもたっぷり入っています。以前放送された『ガッテン!』(NHK)では、清涼飲料水に含まれている果糖を詳しく解説していました。
まずは果糖が体に与える影響についてです。砂糖に比べると果糖は甘くて食べやすいですが、その分老化が早まる傾向に…。実際に番組内では、“果糖がぶどう糖の10倍の老化物を作り出す”“砂糖よりも老化を早める”と紹介されています。
しかし甘くて便利な果糖は、甘みが強い清涼飲料水に使われがち。清涼飲料水の成分表を見てみると、全部で3種類の“果糖”を示す表記を確認できました。果糖が含まれている割合ごとに名称は異なり、「ぶどう糖果糖液糖(50%未満)」「果糖ぶどう糖液糖(50~90%未満)」「高果糖液糖(90%以上)」と分類分けができます。「高果糖液糖」に至っては、“摂りすぎに注意してください”と注意喚起されていました。
この放送は視聴者にとって驚きの事実だったようで、「清涼飲料水が老化を早めるって怖すぎる…」「知らないうちに清涼飲料水を飲みすぎてたから気をつけなきゃ!」「砂糖の取りすぎには気をつけてたけど、果糖は盲点だったなあ」「今日からなるべく果糖が入っていない清涼飲料水を選びます!」などのコメントが続出。
果糖の割合が気になる人は、口に入れる前に調べてみるといいかもしれませんね。
文/河井奈津