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仕事の書類、子ども達が学校から持ち帰ってくるお知らせやテストといったプリント類など、かさばる「紙もの」はたくさんありますよね。どれも大事な書類ですので、新聞紙のようにまとめて捨ててしまうわけにはいきません。提出するものなら締め切りなどの情報が見やすいよう、なおかつおしゃれに収納する方法ないものでしょうか?ママ達が実際にやっている「紙もの」収納方法を見てみましょう。

◆子ども用の提出日のあるプリントのしまい方

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ママ達にとって、子どもの持ち帰るプリントの返事はすぐにできないことがあります。毎日の家事や仕事で忙しく、後でやろうと思っているうちについつい締め切りを忘れてしまうことも少なくないのでは? 返事をする必要のあるプリントが見えるところに置いておくのが一番よいでしょう。かと言ってバラバラに置いているとただ散らかっているように見えます。そこでおすすめしたいのはよく見る場所にプリント用のちょっとしたスペースを作ることです。 例を挙げると、電子レンジやオーブントースターなどの横にちょっとしたスペースのあるご家庭は多いですよね。そこにファイルボックスを置いておきます。ファイルボックスは透明なものの方が中も見やすくて便利です。ファイルボックスの中にプリントを入れておけばしわくちゃになることもありません。 プリントをしまう順番ですが、締切日の近いものほど前の方に挟むようにしましょう。優先順位を決めてファイルボックスにプリントをしまうあいだにも締切日を意識することができますから、提出し忘れ防止につながります。 子どもが帰ってきたらプリントをすぐに確認するようにして、その場で返事をするかファイルボックスに入れるか選択するとプリントをなくしてしまうようなミスもなくなるでしょう。

◆浅いトレイを使った収納方法

子どもが持ち帰る書類、仕事で使う書類、自治体用の書類など、整理したい「紙」ものは種類が多いのです。仕事で使う書類を一刻も早く取り出したいのに他のプリントの山に隠れてしまっていると大変なストレスになります。 書類をまとめるのに優先順位を確認するのが面倒、とにかく何の書類が分かるようにだけしたいと言うママには浅めの大きなトレイを使った収納方法が適しているかもしれません。 A 4サイズ程度のトレイをいくつか用意して、種類別にまとめるという方法です。 例を挙げると、子どものプリントなら子どものプリントだけを入れるトレイを作ります。もらったそばから重ねていくだけですので、なくす心配は激減します。提出日のある書類は後で別のスペースに移したり、すぐに使わない書類は目立たない場所にしまうなどの工夫が必要になりますが、一応置いておけばよい場所があるだけで気持ちに余裕が生まれるのではないでしょうか?


この収納方法のコツは浅いトレイを使うことです。深いトレイだといっぱい入りそうで便利に見えますが、そこが収納場所になってしまいがちです。場合によってはトレイ自体がいらなくなった書類などが蓄積するゴミ箱のようになってしまうこともあります。たまった紙がトレイからはみ出していると見た目にも美しくありません。トレイはあくまでも一時的に紙ものを収納する場所として利用するに止めるようにしましょう。 急な来客などでトレイを隠したいときは、持ち上げて棚などに重ねて収納してしまえば OK です。上からふたをしたり布を被せたりするのもよい目隠しになるのではないでしょうか。