”夢と目標を家族でシェア”ムリなく貯めてる人のお金の習慣！

心に残る＆目に見える目標が 「貯める」モチベーションに

世帯月収は35万円程度と一般的ながら、月に10万円以上を貯めている繁田さん。かといって、節約一辺倒で日々の暮らしを切りつめているようすはまったくありません。 「やりくりは毎日のことなので、その数字だけ目的にしていると苦しくなると気づいて。“お金が貯まったらやりたいこと”を目標にしたら、ムダを見つけることや節約の工夫ががぜん楽しくなりました！」 現在の目標は2年に1度の“ハワイ旅行貯金”と、2～3か月ごとに家具を買いたす“模様がえ貯金”。 「期間が明確だからモチベーションが維持しやすいし、家族みんなが楽しみにしているので協力態勢もばっちり。食材の買い出しや下ごしらえを一緒にやってくれたり、電気や水をムダにしないのも、自然に家族の習慣になっています」 娘の幼稚園代が不要になる来年からは、貯金を加速させたいね、と家族で話しているそうです。

家族で共有している ハッピーな 「貯める目的」がある

コンドミニアムを週単位で所有できる「タイムシェア・リゾート」を購入。現地での宿泊費がいらないぶん、旅費がおさえられる。

ハワイ旅行のおみやげのキーホルダーは家の鍵につけて、いつでも眺められるように。「これを見ると貯金のモチベーションアップに♪」

5年前に購入した一戸建てのマイホーム。10年後には外壁や水まわりの修繕が必要になると予想し、毎月一定額を貯金して備えている。  

貯めるのが楽しくなる 「小さな目標」を立てている

パート収入から２万円を取り分けておき、家具や雑貨などインテリアの購入資金として貯金。「楽しみにつながるから、仕事を頑張れます」

長女の誕生日プレゼントは、価格が高くても「本当に欲しいもの」を。そのかわり、日頃のおもちゃのおねだりには、安易に応じず慎重に。  

家族それぞれの 趣味のお金は ケチらない

夫の運転する車には、予算や買いかえ時期などに口をはさまない。「毎日頑張って働いてくれる夫に趣味を存分に楽しんでほしいから」

「子どもの意欲にこたえたい」と、思いきって電子ピアノを購入しレッスンに通わせはじめた。嬉しそうにピアノを弾く姿を見るのが喜び

おもてなしには、プチプラなどで買ったペーパーナプキンを添えて。「なくても困らないものでも、楽しく過ごせるなら買ってOK」