21年連続“食べ物屋さん”が1位の女の子
第一生命保険は、保育園・幼稚園~小学生までの1,100人を対象に「大人になったらなりたいもの」調査を行いました。男の子は15年ぶりに「学者・博士」がスポーツ選手を抑えて1位に。日本人ノーベル賞受賞者が増えていることが人気の理由だそうです。また、長らくライバル関係になっていた野球とサッカーについては、8年ぶりに野球がサッカーを逆転。これからも両者の競い合いは注目ですね。
女の子では「食べ物屋さん」が21年連続トップ。パンやスイーツなどを“誰かに食べさせたい”と思う女の子は多いようです。一方これまで上位だった「お花屋さん」はトップ10から外れる結果で、お花に触れる機会が減ったことに関係しているのかもしれません。他にはネット動画の人気を受け、ダンスの先生・ダンサーが9位にランクイン。中学校の必修科目になったことも影響があったのでしょうか。
このランキングを見てネット上では、「大人になったらなりたいもので学者が1位ってかなり衝撃」「過去のデータをみると時代によって人気の職業が変わってておもしろい」「女の子は子どもの頃から“お客さんの笑顔”を考えているなんて大人だ…」など様々な感想が出ています。
職業に対する考え方は、年齢を重ねるごとに現実的になっていくもの。「大人のキッザニア」は、かつての夢を思い出す貴重な機会になるのかもしれません。
文/牧野聡子