学校終わりの子どもを預かってくれる「学童保育(放課後児童クラブ)」。職員は“子どもの健全な育成”をサポートするため、様々な活動を行っています。最近は共働き世帯やひとり親家庭の増加により、学童保育も保育園と同じような問題を抱えているようで…。

 

学童保育も“待機児童”が大問題!


学童保育のニーズは年々高まっており、それに伴った“待機児童”の数も決して少なくありません。少しでも待機児童を減らしたいと考える地方自治体の要望を踏まえ、現在厚生労働省は基準を緩める検討に入っています。

 

緩和策として上がっているのは、職員の配置数や資格に関するもの。厚生労働省の調べによれば、学童保育の利用登録者は全国で100万人以上に上ります。そのため全国一律に決められていたルールを変えることで、待機児童を減らそうとする考え。しかし学童保育の現場からは、不安や懸念の声も上がっているようです。