有効期限が10年間の教員免許
臨時免許制度が確定したら、通常の教員免許制度も変わるのでしょうか。教員免許には、2009年度に有効期限を10年間とする更新制が導入されています。有効期間を更新するためには、2年間で30時間以上の免許状更新講習の受講・修了が必須。定期的に最新の知識技能を身につけることで、社会の尊敬と信頼を得ることを目的に生まれました。
したがって講習を受けなければ、免許が失効して学校で業務自体ができなくなることに。しかし今後は免許を失効してしまっても、都道府県教育委員会の判断で3年間有効な「臨時免許」を与えられて授業を行えるようになります。
教員免許の更新と臨時免許制度にネット上では、「教員免許更新制は凄くいいと思ったけど、臨時免許があるなら更新制度はいらない気がする」「どっちか一個の制度だったら素晴らしいのでは!?」「人不足で臨時の人を雇っても、なかなか正職にしてくれないことの方が問題かと」「どっちもそれぞれの良さがあるけど、組み合わさることでマイナスになってるね」と賛否の声が続出していました。