education201810

騒がれ続けている学校の“教員不足問題”。子供を学校に預けている親の立場からすると、教育が行き届くのか心配で仕方がありません。しかし不足している背景には、教員免許制度などが深く関わっているようです。そこで今回は、文部科学省が新しく考えている「臨時免許」について見ていきましょう。

 

教員不足を補う“臨時免許”


小中学校などでの教員不足が深刻化し、文部科学省は「臨時免許」という新たな方針を固めています。臨時免許を発行されるのは、教員免許を失効した教員退職者や民間企業勤務の免許を持っている方など。臨時免許を持っていれば教員採用を認めるという新しいシステムです。

 

教員が少なくて必要な授業が行えない学校もあることから、状況に応じた対応の必要があると文部科学省が判断して決まった今回の方針。ネット上では「そもそも免許更新制度が無意味な気が…」「ずいぶんと都合がよすぎて、逆に心配になる」「一度は教員免許持っていたからとはいえ、誰がやるのかさっぱりイメージできない」と心配する声が。

 

さらに子供を預ける立場の保護者からは、「臨時の先生に子供を預けるのはちょっと勇気がいるな…」「先生が増えてくれるのは凄くありがたいけど、心配が無いといえばウソになるかも」といった反響が起こっています。