こんにちは。2歳、年長、小学5年生、年の差兄妹の子を持つ働くママ矢那奈美です。 さて、今回は迷走しまくった間取り編その2になります。 しつこいネタになりますが話すことたっぷりなのでお付き合い頂けると嬉しいです。
■ざっくりとした間取りからの細かい部分がまた難航 前回お話しした打ち合わせでざっくりと間取りは決まったものの、細かい仕様を詰めていかなくてはなりません。例えば下記のようなものです。
・窓の位置、大きさ、窓枠の色 ・ドアの種類 ・フローリング材の選択 ・玄関 ・キッチンやお風呂などの水回り ・照明計画 ・作り付け家具の種類
はっきり言って、迷います。非常に迷います。 私がやったことはインテリア雑誌やブログ、施工事例、モデルハウスをとにかく見て、自分のイメージに合ったものを探し出すことでした。この仕様を決める時期は毎週末ハウスメーカーの建築現場を回ってどういったものにするのかを検討していました。 いいなと思った部分は写真に撮って後で見返したり、打ち合わせの時にみせてイメージを伝えました。
■フローリングが一番迷いました。
一番迷った部分は、フローリングと建具の組み合わせです。当然、グレードが上がるごとに金額も比例します。ただ、一番家の雰囲気を決めるこの部分は妥協したくなかったので少しだけ予算を頑張りました。 何回も住宅展示場に行き、床材のサンプルを並べて比べて写真をとり、悩み、打ち合わせにも担当者を付き合わせて面倒なお客だったことでしょう。 結局もともと持っていた家具に合わせて、フローリングはオーク材、建具も同色にしました。施工事例を見て一番気に入った色がこのオーク材でした。主人もこの色が気に入り2人の意見があったのも決め手でした。 モデルハウスで素敵だったチェリー材やウォルナット材もとても惹かれたのですが、家具と合わないということで断念しました。床材はとても重要ですよ、広い面積を占めるので一番悩んでもいい部分だと思います。 ただ、私が家を建てたのは5年前なのでだいぶインテリアのトレンドが変わってきているかと思います。必ずしも家具と床材を揃える必要はなく、いろいろな木質を持ってくるのもおしゃれに見えたりします。床材を濃い色で建具(ドアなど)を薄い色の組み合わせも素敵ですし、その逆もカッコよく決まります。 揃えると落ち着いてますが、トレンド感は薄いかもです→これが我が家です。
■こだわりまくったキッチン
一番迷うところは本来であれば、フローリングではなく水回り、その中でも女の城と呼ばれることもあるキッチンではないでしょうか? 色々な仕様や機能があり、わからない部分も多いので迷う場所かと思います。 私は仕事がその分野にかかわることでもあるので、ほぼ迷いませんでした。というより、家を建てる前からどんなキッチンにしたいかを決めており、キッチンありきのリビングダイニングを作りたかったのです。 我が家の場合は手元が隠れるキッチンで、料理をしながらTVが見れるレイアウトにしました。モデルハウスのようなオープンキッチンにも憧れましたが、常にきれいに片付ける自信がないので諦めました。上手に片付けられる方やパントリー(食材庫)を作れる間取りであればオープンキッチンはとってもカッコいいのでお勧めです。 キッチンのダイニング側の腰壁の高さにもこだわりました。ダイニングから圧迫感のない高さかつ、子供が手の届く高さという基準で決めました。実際に長男に立ってもらって手の届く位置はどこかをモデルハウスで検証しましたよ。その高さは110センチでした。この高さだと手元はうまく隠れて、圧迫感ない壁の立ち上がり高さになります。 私の感覚なので、もっと高く・低くした方がお好みの場合もあると思います。実際に色々なモデルハウスやショールームに行ってメジャーで測って高さを決めるのがいいですよ。 細かい高さですが毎日使うところなので、腰壁を立ててダイニング側とつなげる間取りにする方はぜひこだわってくださいね。 また、背面のカップボードのレイアウトにもこだわりました。パントリーを付ける余裕がなかったのでキッチン周りのモノがすべてそこに収まるように設計しました。ゴミ箱が見えるのも嫌だったので、引き出しの中に入る仕様のものを選びました。これはゴミを捨てるのは2アクション(扉をひく、ゴミ箱を開けて捨てる)になるので面倒ではありますが、見た目のすっきりさを選んだため後悔してません。ただ、普通であれば1アクションでゴミが捨てられる仕様の方が使い勝手は良いでしょう。 冷蔵庫もカップボードのレイアウトの中に組み込みたかったので、冷蔵庫の上にも吊戸棚をつけて一体感を持たせました。 我が家の中で一番予算をかけたのがこのキッチンです。なににこだわりたいのかを優先順位を決めて思い切って使うところには使うようにすると、建ててから納得の家づくりができる気がします。
■優先順位を決めよう! 予算には限りがあります。中には潤沢な予算をおもちの羨ましい方もいらっしゃるかと思いますが・・・。 限られた予算の中でどこに使うか、使わないかをでっこみひっこみで考えながら決めて行ってください。我が家はキッチン以外の水回り(洗面・お風呂・トイレ)は予算削減対象だったので標準グレードのものが入っています。 それでもキッチンに予算を割いて満足しています。毎日キッチンに立つのが楽しみで,
今でも大好きな場所です。 お家を建てられる計画のある方はぜひ譲れない所には予算を割いてお気に入りの場所を作ってくださいね。それでこそお家を建てる醍醐味だと思います。 さて、このネタまだまだ続きますが今回はこの辺で!
CHANTOママライター/矢那奈美