「乳がんのセルフチェック」してる?
「妊娠判明前後の乳がん検診の受診率」を調査したところ、全体の44.6%が妊娠判明前に「乳がん検診を受けたことがある」と回答しています。
また「妊娠判明前に検診を受けたことがある」人に、「出産後も継続して検診を受けているか?」と質問。その結果、77.1%が「妊娠・出産後にも継続して検診を受けている」「今後受診を予定している」と答えました。
「妊娠・出産経験後の自身の健康への関心が変化したか?」と質問したところ、全体の75.3%が出産・妊娠を機に自身の健康への関心が高まったと回答。
理由としては「子どもという守るべき存在ができたから」という答えが最も多く、「子どもの成長を間近で見守っていたい」といったママとしての責任感を感じている人が多いようです。
乳がんは体の表面に近いところに発生するため、自分で観察したり触れたりすることで発見できる可能性が高いといわれています。「乳がんのセルフチェック(自己検診)」での発見率は「6割」で、早い段階で見つかれば10年間の生存率は「9割超」。セルフチェックの認知拡大が重要視されていますが、今回の調査では46.1%が「知っているがおこなったことはない」「知らない」と回答したことも判明しています。“自分は関係ない”と思わず、まずはセルフチェックをしてみてはいかがでしょうか。
■調査概要
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」のサービスを利用した人
調査期間:2018年9月6日~9月7日
調査件数:1501件
文/原田美咲