家電も収納用品も白でそろえたキッチンは壮観! ラベルは全体のバランスを見て、白黒が8 対2になるよう、貼るのがコツ。
イトーヨーカドーの収納用品の活用術が話題の小脇さん。自宅の収納も、白いボックスに黒のラベルでおしゃれにまとめています。「ポイントはラベルの文字数。中身がわかればいいので、全部文字にする必要はないんです。文字数を減らして、サイズを大きくすれば、おしゃれに見えますよ!」
小脇さん流ラベリング収納3 つのルール
1.収納用品はすべて「白」で統一
「白はチープに見えない優秀カラー」と小脇さん。材質が違っても棚や容器はとにかく白。
2.ラベルは「大きな黒いロゴ」でやりすぎない
ラベル=柄と思って、大きな文字を少なめに。「バランスを大事にし、貼りすぎは禁物!」
3.1ボックス1アイテムをザックリ入れるだけ
ボックスの中は、「あれこれ」ではなく「あれひとつ」。中がゴチャついても、探しやすい!
寝室収納は見えない棚の中もモノトーンで統一すればキッチン仕事が楽しくなる!
①半透明の吊り戸棚ストッカーは、コピー用紙を入れて白に変身!「正面さえ覆えば、中はざっくりほうりこみでOK」。ラップや掃除道具を収納。
②「下部まで取っ手があるタイプを選べば、身長156cmの私でもラクに出し入れできます」。ふたつきなら中身もこぼれない。
物や容器を白黒でそろえれば清潔感のあるスッキリ空間に
③箱には、主に小脇さんの衣類を収納。「体を休める寝室は、目にうるさくならないよう、文字量をセーブ」。中身を覚えているものは★に。
④窓辺のバス・洗濯・掃除グッズコーナー。箱やボトルを白黒で統一し、出しっぱなしでもおしゃれに。「1か所にまとめることで、夫にもわかりやすくなり、手伝ってもらいやすいんです」。
⑤ふたがないから中身が一目瞭然。「右から取って左に戻すと、右に使っていないものがたまり、処分の対象になります」。
⑥持ち主のイニシャルをラベルにしても。夫のものは扉の近くに配置して、使いやすく。
成長の早い子どもの服は箱収納で入れかえしやすく
⑦カラーボックスに箱を組み合わせて、子どもの衣類を収納。箱は、棚に合わせて4 サイズ用意し、空間をムダなく活用している。
⑧子ども服はサイズ別に箱へ。「出したあとに、あっ違った! と戻すことがなくなりました」。人にあげるときも、仕分けの手間がいらず便利。
⑨スタッキングできるソフトバスケットは、使用頻度の低い順に積むのがルール。いちばん上にはひんぱんに見る絵本を。あらかじめふたをはずして、出し入れしやすく。
⑩子どもの着がえコーナーは、親子で一日中過ごすリビングに設置。
実は小脇さん、きれい好きなのに整頓下手だそうで、収納の失敗は数知れず。棚にショップ風に並べてみたり、引き出しにすっぽり隠してみたり。試行錯誤の末、このボックス+ラベル収納に行き着いたと言います。「ボックスならポンとほうりこめばいいので気楽。ほどよいサイズで分けてしまえるし、丸ごと取り出せるから中身を把握しやすくて、長続きするんです」