新しいパパを探すのではなく、新しいチームの一員を探すと思うようにした(和枝さん / 30歳 / 事務職)
うちの子は今7歳です。子どもが2歳のときに旦那のDVが原因で離婚しました。当時は「子どものために、パパがいたほうがいい」「幸せな家庭には、パパとママがそろっているべきだ」という思いにさいなまれていました。 自分の気持ちに押しつぶされそうになり、先輩のシングルマザーに相談をしました。そしたら「和枝さん、それは違うと思うよ。私はあの人と離婚してよかったと思っているし、ママだけでも幸せな家庭は成り立つよ。」と声をかけてくれました。 「でも、男手があったほうが助かる場面がたくさんあるのもたしかよね。だから気持ちが落ち着いたら、再婚を考えてみるのもいいかもね。そのときは新しいパパを探すって気持ちじゃなくて、新しく〇〇一家、というチームを作ると思ったらどう?」とアドバイスをしてくれました。 その言葉に心からなるほど! と思うと同時に、肩の荷がおりたように思えました。私は子どもにとって良い父親、理想の父親になれる人なのかばかりが気になっていたんだな、と反省しました。 先輩シングルマザーに言われた言葉を胸に、新しいチームのパートナー選びを始め、いまの主人と出会いました。子どもは新しい主人のことを〇〇くん、と名前で呼びます。 主人も気にすることもなく、子どもと自然に接してくれています。あのときにアドバイスをくれた、先輩ママには本当に感謝しています。