空港や飛行機の中でもママに心強いサービスが受けられる

ちなみに、ベビーカー向けサービスではありませんが、赤ちゃん連れだと飛行機や空港でどんなサービスが受けられるのかも聞いてみました。


飛行機の中でずっと赤ちゃんを抱っこしているのは大変だし、うまく寝てくれたらベッドに寝かしてあげたいものですね。機内に取り付けられるベビーベッドが借りられる場合もあるので、その場合はベッドの貸し出しを依頼すると同時に、ベッドを取り付けられる座席を予約するといいでしょう。全日空の場合、用意してくれるベビーベッドは85cm×45cm×33cmで、10kgまでの赤ちゃんを寝かせることができます。

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▲機種によってベビーベッドを借りられることも また、機内には粉ミルクや紙おむつなどの用意もあるので、困った時は客室乗務員に声をかけてみましょう。


ただしベビーベッドを始めとしたサービスは、機種などによって用意がなかったりして使えないこともあります。不安なときは、予約時に電話でそれぞれのサービスについて確認しておいてください。 また、海外に長期出張中のパパに会いに行くなど、ママひとりで赤ちゃんを連れて国際線の飛行機に乗ることもあるかもしれません。赤ちゃん連れでたくさんの荷物を持ち、チェックインしたり移動したりするのは、それだけでも大変ですね。そんなとき、ぜひ活用してほしいのが航空会社のサポートサービスです。全日空では国際線に大人1人で3歳以下の子どもを同伴する時は、出発72時間前までに電話で予約すれば「エアポートサポート」を受けられます。チェックインカウンターから搭乗ゲートまで係員が付き添って、荷物運びを手伝ってくれたり優先搭乗の案内などをしてくれるのです。また、到着空港でも預けた荷物をターンテーブルからピックアップしてくれるなど、心強いサービスを受けることができます。 初めてベビーカー持参で新幹線や飛行機に乗る時は、不安も大きいでしょう。でも、上手に座席を選んだり各社のサービスをうまく活用すれば、帰省や旅行にも安心して出かけられるし、赤ちゃんもパパ・ママも今まで以上に楽しめそうですね!

<取材協力>
JR東日本 
JR東海
全日本空輸株式会社

ライター:田村みのり
会社員(人事・経理)を経てフリーライターに。年金組合の破たんで数百万円を失った経験から、分散投資の重要性を痛感。その後、教育資金・老後資金を貯めるために投資信託や株、純金積立などさまざまな財テクに挑戦してきた実績を持つ。女性誌やwebでマネーや教育、生活情報記事などを執筆。高校生、大学生の2児の母。