最近すっかり定着した言葉に「イクメン」があります。イケメンなだけでなくイクメンであるという俳優さんの記事などを読むと「うらやましいな~ウチのダンナはどうして…」と不満に思ってしまうことも。 でも彼らだって、初めからイクメンだったわけではないかもしれません。今回は、夫を見事イクメンに育てたママたちに、そのコツをお聞きします。
命令ではなくお願いするのがコツ(真由さん / 34歳 / 事務職)
子どもが産まれると、夫婦二人だけだったころに比べるとやることが10倍くらいに増えますよね。私も初めてのことでパニックになり、「なんで彼は育児を手伝ってくれないんだろう?」と毎日イライラしていました。 あるとき、疲れ切って「もうダメ!」と泣いてしまったんです。すると夫はオロオロして「なにをすればいい?」と声をかけてくれました。「とりあえずオムツ替えないと」と言ってみたら、嫌がることなくやってくれました。 そのときに私も気付いたんです。私がやってほしいことを言わないから、夫はなにをしていいかわからないんだって。それから毎日、手伝ってほしいことを伝えるようにしました。 コツは命令せずにお願いすること。「悪いけど、お風呂入れてもらってもいい?」「疲れてるのにごめんね」など言い方をすると、夫は張り切ってやってくれます。 自分から気が利くことはないけど、頼むとちゃんとやってくれるなんて、まるで新入社員みたい。今はすっかりイクメンになった夫が、子どもの世話をする姿を微笑ましく見守っています。