誰もが一生添い遂げると思って始めた結婚生活。誰もが離婚なんて経験したくないと思っていますよね。それでもどうしても別れなければならなくなったとき、できることならモメずに、円満に離婚を望むものですが、それはおとぎ話にすぎないのかもしれません。離婚にまつわる愛憎劇をまとめた今回のコラム。読めばあなたも離婚が怖くなりますよ。
不倫相手との子を妊娠したのがきっかけで… (ひなたさん / 29歳 / 営業職)
二年ほど前から、会社の上司とダブル不倫しています。お互い割り切った関係なので、セックスをするときも気を付けていました。でも一度だけ、酔った勢いで避妊しなかったことがあって、子どもができしまったんです。 不倫相手に離婚の意思はなく、「おろしてくれ」の一点張り。私も夫との間に子どもがいるので、離婚なんて考えたこともありません。悩みに悩んで、「夫の子どもとして産み育てる」ことを選択をしました。 ところが夫は私のウソにだまされませんでした。どうやら以前から不倫を疑っていたらしく、出生前DNA鑑定をすると言ってきたのです。もちろん気がすすまなかったのですが、夫に反対することもできずに検査を受けました。 結果を聞いたときの夫の姿は今でも忘れられません。部屋中のものを壁に投げつけて出て行ってしまいました。すごく怖かったけれど、私のせいなので仕方ないですよね…。 現在、夫とは私は離婚調停中です。長男は自分が引き取ると旦那が言っています。身から出たサビとはこのことで、長男を手放すと考えただけでツラくてたまりません。